不運少女

翡翠

第1話 プロローグ

いつもと変わりのない日常


いつもと何不自由ない生活


兄の性格にはすごい困る事はあるけど


大事な友達がいるから大丈夫


電車のガタゴトと揺れる音を聞きながら


じっと自分の降りる駅の名前を呼ばれるのを


ただただ待った。


”~~駅、~~駅です。左側の扉が開きます。

扉にご注意下さい”


駅員のアナウンスを聴き 私は立ち上がった。


電車は駅のホームに着き、扉をゆっくり開いた。


さぁ今日も一日が始まる、学校には余裕を持って……………………


……………………私はその時思った。


自分の目の前の光景はどう考えても、駅のホームでは無い、森である。


とは言ってもでなければ永遠に出れる気がしない


不思議に思いながらも、そのまま奥に進んだ。

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