「語り？」を含む小説

“手に入れたお宝を積み上げれば、あの月まで届くだろう” そんな、話に事欠かないひとりの『海賊』と、彼が愛した『人魚』のお話。

こんなことを考えているのだろうな～という、猫との生活記録。 言葉通じぬ同居人、だけど不思議と心通う同居人。 言葉が通じなくていいような、わるいような。 嫌われてはいない気がする。…

　創作を再開しようと思い立ちましたが、これ！という題材が思い浮かびません。漫然と過ごしても、妙案は降って来ません。なので、ブレインストーミングのために「おっ！」と感じた言葉につい…

居酒屋で出会った男がきょうは最高の日なんだと語り出した――

まだ誰にも明かしていない、些細な思いつきを、これから逢う男に話してみようと思う。 笑うだろうか、窘めるだろうか。 今の僕には知るべくもない。 僕が語り終わるまで、男は黙って聞いて…

《エッセイ・実話・実用作品コンテスト　読者選考通過しました》 本来離れている感覚の結合「共感覚」。 音にも・字にも・数にも・時にも、色がある共感覚者の千住が 極彩色の世界をご紹介…

三人のやくざな爺さんたちが銀行強盗を計画。その顛末を噺家「若狭屋小夏」が語ります。

「吾輩は犬である。」 クロさんが言っていたが、動物が自分の事を語り始めるときは最初に「吾輩は」と名乗らなければならないらしい。 そういえば、じいちゃんが手紙を書くとき、「ハイ…

他サイトでも投稿しています。 全２７話です。 遠い昔に内戦で分かれた、とある国と国に生きる人達のお話です。 同じ国の言葉を話す人と出会ったのに、その人とは会えなくなる事もありま…

主人公MOIは著者である ブログで書きためた自分のメモリアル的な読み物

〈霧歩市〉――それはどこにでもある、けれども少し異質な街。 　そこで繰り広げられる、掌編～短編のオムニバス怪談を集めた百物語です。 　また１０話ごとに一定の区切りがあります。 　…

創作論に関して考察したことをいろいろ書いたものをまとめたものです。 過去に書いたものも収録していきます。

子供のいない夫婦の日常生活を語ります。 いつからか生じはじめた違和感。 それはいつからはじまり、いつ消えるのか。

【井の頭線】 　京王電鉄が運営する渋谷駅と吉祥寺駅間を結ぶ鉄道路線。十三キロメートル足らずの路線間で接続する路線こそ多いが、実際にレールがつながっているものはなく、孤立した路線と…

なぁ、そこのアンタ。良かったら俺の話、聞いてくれないかな？　コーヒーくらいは奢るからさ。 大丈夫、そんなに長くはならない。気楽に相槌打ってくれるだけで構わないんだ。 アメフトだけ…

小説投稿から発生する喜怒哀楽を、背伸びせずに等身大で語りました。落選ばかりの未熟者ではありますが、一投稿者の経験談として、少しでも楽しんで頂ければ幸いです。

『老いたくない、生きたくない、忘れ去られたくない』と口癖のように言う彼女。僕はそんな彼女にある方法を語り聞かせた。そして彼女はある行動をし、僕は実際にその方法を実行する。彼女の望…

あれ？これって……ボーイズラブだよね。 という糞みたいな妄想をしまくる腐女子脳のお話し。 ほとんど日常パート（BLしないとは言ってない）だけど、 きっと、あれ？これって……ボー…

妖怪とは、昔の人が考えた単なる迷信なのか。否、妖怪とは我々人間の心を写す鏡なのだと思うのです。見る人の数だけ姿や形のある万華鏡なのだと、私は思っています。 モノの怪（ケ）、モノ語…

誰も語ろうとは思わない。誰も知りたいとも思わない。しかし少年は語り続けていた。