「ＢＬではありません」を含む小説

魔族狩りの名門ブランシャールと、「死神の国」と呼ばれるクロティアの夜明けを探す物語です。 一部BL表現があります。

彼女である彩奈と青春を謳歌していた俺は、ある日学校で一番人通りの少ない場所で突然後輩告白された。 それが始まりだった。 青春崩壊の始まりだった。 学校生活が一気に不安定…

【カクヨムWeb小説短編賞　中間選考通過🎵　応援ありがとうございました】 殺人事件もなく、アリバイやトリック崩しもありません。ミステリー好きなあなたにも、ミステリーはちょっと……

　諭利は、櫻承に自らの生い立ちを語る。 「私の郷里は磐音島です。そこで十二の歳まで暮らしました。先生に連れられて本土へ渡るまで、一度も島を出たことがありませんでした。私にとって、…

臨床心理士と刑事の不思議な話。

影の薄い文学少年、猪狩《いがり》と、柔道部主将の細野。名前を交換したほうがいいと言われるふたりを結び付けているのは、毎週月曜日の奇妙な絆。 残念ながら（？）ＢＬではありません。 …

ここではない何処か。青い月の伝説の残る世界の孤児院の前に、１人の少年が佇んでいた。辛うじて名前だけ覚えていた美しい少年。何もかもを見通す加護の力を持っていた彼は、帝国で力を伸ばし…

　哲郎は、草介が云った言葉の意味を測りかね、表情を窺った。うねりの強いクセ毛を肩に垂らした大男の、何処か胡散臭い髭面を じっと見つめた。──そして、哲郎は露骨に顔を顰めた。 「男…

ある役目を果たすために江戸時代から生きて来た妖猫カイ。 同じ妖猫の早苗と共に、彷徨う人や妖の心をすくっていく。 【登場人物】 御蔵カイ……江戸から生きてる白い猫の妖。右目が青…

今を生きる君に紡ぐ物語。 世界の約数％の人間に訪れる数奇な運命──人はそれを“異才”又は“異能”と呼ぶ。 これは、数奇な運命を持つ者が集まる街に起きた、怪奇譚の噺。

一ノ瀬 環（いちのせ たまき）は中学生のときの初恋を忘れられずに過ごす大学2年の春、たまたま始めたSNSで初恋の人を見つけてしまった。 中学の入学式、生徒たちの前を歩く貴方…

正直者のアンドレア君とうさんくさいグレイプニルの冒険。

営業職に就く永谷由は社会人１年目。 由は仕事の帰り、飲み屋街で高校時代に自主退学したクラスメイト、葉山鈴と再会する。 しかし鈴は変わり果て当時の面影すら消え去っていた。 「…

ブログ閉鎖に伴う、格納庫。 クロスの過去編。 祖父の話。BLではありません。 最後まで書いてません。エタります

八木敏和は、小さいころから自分の心と身体が違うことに悩みを抱えていた。 両親の死をキッカケに、もうずっと会っていなかった祖父に引き取られることになった敏和。 美しくて優しい、欠点…

ネカマがバレた史郎と、幼き頃の出来事を語る良太。二人の接点は過去にあり――「おまえらホモか」と言われながらも、友情をはぐくむ二人の青春の物語。

　舞台は、ヴァンパイアが跋扈する世界。 　ゼスは、１２歳で家を飛び出し、長じてヴァンパイア･ハンターとなった青年だった。 　ある村から依頼を受けてやってきたが、件のヴァンパイアと…

とある高校の演劇部で、才能ある少年がいた。役者の道を進むと思われていた彼は、卒業と同時に演劇界から去ってしまう。 10年後、少年と親しかった者たちへ、1通の手紙が届いた。 集まっ…

ホモップルな幼馴染と夢見がちな嫌われ者。しっかり者の親友と修学旅行の班行動をする梨紅は、突然光に包まれ気付けば見知らぬ土地にいた。周りを見渡せば草原。森には魔物。大分遠くに城ら…

死にたがりが、死にたくてセックスをしまくっていた。 そんな時 「やだ。セックス禁止」 その手を掴んで離さない、少し変わった男が現れた。 不器用な男子高校生二人と、…