愛する者を追う男と、愛する者から逃れようとする男。彼の愛を得ることが出来るのは、主人公しかいなかっただろうと思った。
若く美しいハンターであるゼスの、若いからこそ激しく高ぶる恋心が勢いよく描かれて、一気に読んでしまいました。ゼスの美しさの描写が大変繊細でうっとり…「淡雪の首筋」は、脳に刺さりました!幸せなラストも心地よい、若々しい恋心を堪能できる作品です。