「日 掌編」を含む小説

　幽霊が政府によって法的に定義された未来。幽霊は霊障災害として災害補償の対象とされた。しかし、実際には法による定義により、幽霊の存在を認めないことを目的に設定されたものだった。そ…

砕氷船が南極を行く。白夜の南極が、私の夜を照らす。 第7回「1000文字以内でミッション全てクリアせよ」に寄せて。 【ミッション内容】 ・タイトル「夜が消えた日」 ・タイト…

果たしてこの二人、どこに行くんでしょう？　いつもよりさらに抽象的な感じに書いています。

　母に掛けられた魔女の呪い。 　だけどもしかしたらという希望と共に学校からのお知らせプリントを渡すが……。 「ダメよ！」 　あ～ぁ、お別れ会が17日じゃなかったら良かったのに。

深夜といっていい時間帯になり仕事を終えた僕は、遅い晩飯を食べシャワーだけ浴びるとふいに外の空気が吸いたくなった。ズボンのポケットに財布とスマホをねじ込み、週末の深夜の散歩へと繰り…

とある日曜日。お昼ご飯はなにがいい？　と、娘の真奈に訊いた話。

俺に与えられた次の任務は――。 KAC20232　お題：ぬいぐるみ

大事な友達と、ずっと一緒に居るのが当たり前だと思っていたあの頃……。 寂しくなった時はいつも寄り添ってくれていた。 そんな友達がある日突然――っ！

その市には、東と西の二つの高校があった。 西高に通う山城泉が、東高の大津悟から「直接会って話したい事がある」の連絡を受けたのは、土曜日。 まだ、学生が携帯電話なんて持ってない頃の…

とある本屋さんのお話です KAC2023第1回お題『本屋』提出作

冬を舞台にお題に沿って綴る短編集。5分以内にさくっと読めます。当分毎日更新（予定）します。 お題提供してくださる人は応援コメントにどうぞ！ 当面のお題 20日　月 21日　散歩 …

ネコ、猫になる。 本作は『小説家になろう』様にも掲載しております。

こっちにおいで──

毎年2月14日に思い出す16歳の時の悪夢のバレンタインデーが、30年以上の歳月を経て甘酸っぱい思い出に変わったショートストーリー Feel The Darkness https…

　2月14日のバレンタインデーの早朝。不思議な夢を見て目が覚めたので掌編小説にして投稿してみました。目が覚めた後はしばらく、何だか清らかな気分でした。

ずっとこの部屋が、私の「世界」だった。 でもある日、偶然に、「世界」が広がって…。

しゃぼん玉が街中に浮かぶ。 きょうの天気は晴れ、ときどきしゃぼん。 このしゃぼん玉は太平洋と大西洋のそれぞれ真ん中にある人工島から空に上がり、世界中に流れてくる。 第40回「2…

雷雨の日、雲の狭間に―― 　 本作は『小説家になろう』様にも掲載しております。

　――今日は、十二月二十五日。クリスマス。 　雪の降る中、僕はエリとクリスマス・ケーキを買いに行く。

あれは三歳のころのこと――蛇の抜け殻を見た日から 本作は『小説家になろう』様にも掲載しております。