「ショート 怪談」を含む小説

ただでは死ななかった人間の話

子供部屋から妻の子守歌が聞こえる

高山星輝が頼まれたのは小さな荷物を届けること。届け先の山寺で、高山が見たものとは。

何気ない毎日。何気ない生活。特に気にせず過ごしている。 それが日常。 たった一つ“異”が入り込むと、“異常”で“恐怖”に満ちる。 それが非日常。 日常と非日常は紙一重である。

「そういえばさ、覚えてる？屋上のナナシくん」 飲みの席で話題に上がった昔流行った怪談話。 夜の学校の屋上で「友だちになってください」とナナシくんに呼びかけると………

祖父の遺品はひとりでに動く

　一話完結で、誰かが語っているタイプのショート怪談集です。 　ほとんどオチや解決はありません。 　ただ見た、起こった、関わった……。 　身近な恐怖体験って、そんなものなのです。た…

「近くのマンションの窓がずっと開いてて、人が死んでるのかもしれない」という投稿を最後に、数か月止まっているツイッターアカウントがある。

夜道を歩いているといつも足音が聞こえてくる。それは毎日毎日ほんの少しだけ近づいてくる。

真夜中の山中に、土埃で薄汚れた古いラジオが月明りに照らされていた。まるでそのラジオに導かれるかのように、深い悲しみと憎悪を背負った男と女が集う。ワイヤレスイヤホンから突如聴こえて…

ある日の昼頃、誰かが僕の部屋のドアを叩いた。ちょうどカップラーメンにお湯を入れ、時間が経つのを待っていた時だった。音をきいて、僕はなんとなく嫌な気持ちになった。インターホンがある…

七不思議について自分なりの解釈をしたお話です。

怖くない一話完結の創作実話怪談風。 ホラージャンルのちゃんと怖い小説を読む前の心の準備用としてお読みください。

目の前に現れた亡霊

変わった短編ホラーの世界にようこそ。

社会人にして初めて恋人ができた高橋健次郎。 来るおうちデートの前に部屋を掃除していると、高校時代の友人である津田から連絡が入る。 すぐに高校の卒業アルバムを見るように言われ、疑問…

朝いちばんの打ち合わせに使う資料を準備するため、わたしはいつもより早く家を出た。しかし駅に向かう途中、猫に餌をやってきたかどうか分からなくなり、だんだん心配になってくる――。

この物語は主人公の結衣と共にトイレの花子さんに花言葉を教えてもらうお話です とても短いお話なので空いた時間などに気軽に読めると思います 花園 結衣・・・この物語の主人公。トイレ…

とある人生に疲れた女性が見つけた世にも奇妙なサービス『自殺体験』を利用するお話。

わけがわからない話。何だったのかわからない話。正体に触れられなかった人たちの話。