「それでも生きている」を含む小説

「この艶！　このひんやりとした質感！　全てが素晴らしいわ！」 魔物の鱗が好きで密かに収集しているミリア。 特にドラゴンの鱗が好きで、いつか生きているドラゴンを直接撫でるのが夢だ…

侍から棒手振りになり、日々野菜を売り歩く新之助は、一人江戸で懸命に生きている。ある日、大地震によって出来た沼で、新之助は狸を助けるが、その同じ沼で、煮売屋のおかみが人殺しを見たと…

短編集。 妖怪研究所職員の話、冷蔵庫の幽霊に悩む人の話、小指で育つ芽、天まで届く長いネコ、都市伝説、おまじない、供養……生き残った人たちの語り。

過去の約束を胸に秘め、少年は兵士になった。 軍学校に通う氷澄大和。過去に出会った少女の言葉からか、彼は軍学校で訓練に明け暮れている。 しかしいつしか少女の記憶は薄れ、現在の仲間…

どこへいっても順番待ちが発生してしまうこの世の中。 優先案内される権利を手に入れた主人公は快適生活に。 でも、みんな買い始めるとやっぱりもとの状態になり……？ ↓前回の投稿↓…

日常に転がる些細な、でも大切なことを詩にしています。 きっと今も”生きている”あなたに届くことを願っています。 少しでもあなたが、あなたに気づけますように。

騒乱の元は風の強い日にやってきた。王位継承権争いに翻弄される若き王子が逃げてきたのだ。追い縋る追撃者。助けを乞うために、さる男爵邸の扉が叩かれる。 翌日、ハウスキーパーのマーサに…

いつからだろう。 僕の心に、ポッカリと空いている穴を 自覚して、生きていると実感したのか。 いつからだろう。 目の前の映る景色に、色が失われたのか。 いつから…

【電撃大賞用あらすじ】 　卒業を控えた、高校三年生の冬。 　顔も知らない、ただただ遠目に見るばかりの人影への如月律花の恋は、幼馴染の宮内伶の介入によって、思いもよらない方向へと転…

私は、今、空におちている。三尾の猫に出会い、自分には未練が残っていると言われ、空から地上に戻った渚白。毎晩毎晩、その三尾の猫に会い、話す。そして明らかになっていく三尾の猫、周りの…

冷戦のようないじめにあうことになった生きにくい女性と彼女を助ける男性、それでもどんどん女性は黒い世界に落ちていく。 登場人物が何十年もかけて全員死んでいく物語。

　"ネイズグ"はほとんど神話なき世界。 悠久の昔まで遡ったとしても、記録の限り現実の物語ばかりが続いてきた底の世界。 　"レザフィカ"は造られた古き世界。悠久の時、大地を支えてき…

私たちが生きている地球と少し違う地球。 そこは二つの生態系に完全に分かれ、二つの人類が覇を競っていた。 絶対に相いれない存在同士の最終戦争が始まる。

勉強や人間関係に悩んでいる女子高生。 自分を見失ってやけくそに生きている女子高生。 家族関係もぐだぐだで自分の事が理解出来ずに 過ごす日々。 2人が出会ったことで起…

二百年前に起きた災害から一変した世界。ドラゴンやゴブリンはいない、だが魔法はある。 そんな世界を剣で生きている魔法が使えない青年「ボイド」と、謎の少女「フィル」が巻き込まれる物語

　民族紛争で家族を失った狙撃手と観測手の二人。仇討の掟に縛られ、故郷にはもう二度と戻れない彼らは遠い砂漠の国でいつ終わるとも知れぬ内戦に身を投じている。いつか女神の教えに基づくこ…

『家族愛と人の心』『個性と社会性』をテーマにした三国志の大河小説です。 三国志を知らない方も楽しんでいただけるよう意識して書きました。 全体の文量はかなり多いのですが、半分以…

十九世紀末、イギリス。科学が全盛となったこの時代に矛盾するように《残され人》は存在していた。いつもと変わらぬ顔で街の中を歩き、食事をし、親しい友人と談笑する彼らは自分たちが死んで…

作者の仕事内容を、語れる範囲で語っていきたいと思います。日々の鬱憤や過去録など雑記です。実習助手について少しでも知っていただければと思います。