「見えないよ」を含む小説

——駅前のロータリーから一本道を進んでいくとアンティークショップが見えてくる。 店主の財前善哉《ざいぜんよしなり》は町の人からぜんざいさんと呼ばれ親しまれている。これは私がぜんざ…

我が家には御守り様と言う守り神がいる。 昔から家を守っているという彼はぬいぐるみが好きなんだそうで、家を守ってくれるお礼としてその家に生まれた子供が自分の手で作った不恰好なぬいぐ…

本屋が訪れたのは、窓辺にクマのぬいぐるみを置いた家。 そこには目の見えない少女がいて、本屋はその子のために本を読み聞かせるのだが……。

中3になる時に沖縄から大阪の中学に転校することになった。 沖縄のクラスで相思相愛の女子に、シーサーのぬいぐるみをもらった。 大阪の家で、夢にお人形さん出てきて、翌日、裏庭を探した…

KAC20232　お題：ぬいぐるみ 家族を亡くしてどん底にいた俺は、地下アイドルのライブで偶像（アイドル）に出会った。

ビルの30階の外に見えたイケメン君に一目惚れした楠千里子。恋愛の経験のない彼女は、何故か優しくしてくれる彼に疑問を持ちながらも甘やかされる事に葛藤してしまう。果たして、彼女は王子…

　イケメンヲタ双子エルフ（女子）による、愛しの先輩（女子）へ愛を伝えるやり方。に巻き込まれる筋肉少年のお話。 　あらすじ。 　ある日、筋肉少年、雅直人（みやびすぐと）ヲタクシ…

連載を始めたくなったので見切り発車で始めてみました。見切り発車なので、タイトル等後々変更するかもしれません。よろしくお願いします。 曰くつきの生家から逃げた人たちと、逃げずに残っ…

あらすじ 　主人公の御国 守（みくに まもる）は九歳の夏休み、自転車で事故に遭いそうになったところを、『瞬間移動して助かる』という、魔訶不思議な体験をした。 　時は流れ十年後。…

Ｘが降り立ったのは、一面パステルカラーの『異界』だった。 『異界』。ここではないいずこか、無数に存在し得るといわれる並行世界。 未知の世界を観測すべく選ばれたのは、刑の執行を待…

母の形見のテディベア。そこに隠されていたもの。

幼い日に、僕は、過ちを起こしてしまった。それでも、君は、僕を心配し、そばに寄り添ってくれる。いつか必ず、僕の目を覚ましてくれると信じている。

【あらすじ】 　一人は就職活動に失敗し、資格試験に逃げる２５歳の青年。 　一人はアルバイトに振り回される３０半ばの書店の店長。 　一人は大プロジェクトを任されながら、空回り気味の…

たまたま見えただけなんです。 覗いたわけではないんです。

朔は子どもの頃から、大きなウサギのぬいぐるみを大切にしている。が、最近、目に見えて壊れてきた。 処分は国へ、修繕はお覚悟、放置は言語道断

書店員の心成は、仕事が終わると良く可愛らしい少女と互いに読んだ本の話をしていた。 少女は、昔からある本に憑いている付喪神。 心成は、物心ついた頃から、妖怪や幽霊が見えたため付喪神…

本屋で見つけたのは、インクの染み一つ無い真っ白な文庫本。どうやら、私以外の人には、この本が違うように見えているらしい。

女の子みたいな体のボクあやめっち。今は女子高生。 なんとなく、でも賢そうに感じられれば...って、いうような、そんな感じの小説っになっていれば良いかなあ～って！ボクも思っている。…

濃紅色のスーツを身に纏う謎めいた青年セージュ。自称オカルトマニアの彼は、見えない怪異を捜し求めてコレクシオンするのが趣味だという。亡霊・呪い・不思議なものや目に見えないものを手に…