「花もの」を含む小説

かつて白薔薇の王妃と呼ばれたブロンシュ妃。 彼女は敵国の王に半ば無理矢理に嫁がされた。 そんなブロンシュ妃は王との間に双子の王子をもうける。が、彼女は王子達を生んだ後、間もなく亡…

高校を卒業して適当に選んだあの子のいない女子短大は特に何の思い出もできないまま、呆気なく2年の月日が過ぎていった。 それ程までに私の大学生活は枯渇していた。

俺の名前は矢島幸太郎（やしまこうたろう）。 １７歳の県立高校の生徒。 あまりに一般的な学生で俺の事は興味ないかもだが聞いてほしい。 彼女が浮気した。 そして俺は人生を生きるのに…

水無月のとある日。 生まれ落ちた少年と少女。 生まれる前に散った少女。 そんな少年と、双子の姉妹の儚い青春の一幕。 ＊休日執筆の為更新ペースは不定期です ＊ハーメルンにも投…

現代日本の検屍（法医学）で数々の事件を解決してきた大石花蓮は、事故で幕末の江戸にタイムスリップしてしまう。江戸で医院を営む家の娘になった花蓮はお花という名前で生きていくことになる…

再生医療の発達、AIの進化、ある特殊能力を備わって生まれた子。日本はいつの間にかAIに支配されていた。高校生と甲賀の末裔が力を合わせて日本を救う。

「私って可愛いですよね？」と聞いて来た自分の容姿に自信を持っていそうな後輩の春花一華に、本当は可愛いと思っているが「可愛くない」と伝えてみたら、それ以降自分が可愛いということをこ…

この作品はpixiv主催の「R Sound Design×pixiv「帝国少女」「flos」＆完全新作楽曲「ブルベ、恋をする」イメージ小説コンテスト」に参加したものです あらすじ…

目つきの悪さで周囲から距離を置かれている嵐陽太。 そんな彼を風紀委員の風無純花が旧校舎裏に呼ぶ。 「嵐君、お付き合いしてください。お付き合いしてくれたら私の体を好きに使っていい…

24歳プロニートの犬伏春の趣味は散歩。ある日、いつもは通らない道を歩いていた春は遠くに落ちている黒い塊を見つける。近付いてよく見てみると、カラスの死体だった。不憫に思った春は、カ…

　胸に花を咲かせる植物の種族。花《フラワー》達は、４層に分かれた大地に住む種族だ。 　その花《フラワー》に敵対する、美しいものに寄生し、悲劇の物語をばらまく存在。 　『悲劇の怪物…

不思議な霧に閉ざされた半島にある、とある帝国にて。 ウルリーケは『枯れ谷』と呼ばれる辺境の土地へと向かっていた。 本来嫁入りする筈だった相手の命令により、有難くない二つ名と共に、…

絶対に叶わぬ恋をしたランベール。そんな彼は自分を慕ってくれている令嬢と政略結婚することになった。自分の想いとどう折り合いをつけていくのだろうか？ オルタンスが慕っている人には、ず…

2016年に起きた、連続死体損壊事件……『花水木事件』。 被害者は全て自殺者で、ハナミズキの木の花が、何者かによって枝ごと刺さっていたというだけの内容。 犯人は既に判明し、既に解…

彼が「その役割」にあることに、疑問の余地はなかった。一年間の相棒についても。 ただ、もう少しとっつきやすい相手であってほしかったなと、吟遊詩人は息を吐く。 それは、六十年の歯車…

これは、ある殺人犯、相原　聖（あいはら　きよし）の犯行の記憶。 「雪中花」番外編。

高校生になったばかりの明日花は家出したつもりが異世界に。そこで貧乏王国の王子レオンと出会う。家から離れられたならば異世界でもなんでもいい。次の目的は自分の店を持つこと。けれど資金…

学年中の女子に振られ続けている藤原優斗は、100回目のお断りに自信をなくし、さらには唯一の肉親であるおじいちゃんまでも亡くしてしまう。 絶望の最中自殺をしようとするが、その瞬間…

過去には戻れない。 どんなに残酷な過去だったとしても、それを変えることは出来ない。 ……あのときまではそう思っていた。 ※縦読み推奨