「＃夫婦もの」を含む小説

「アタシは男の生贄を要求したはずだが」 「私も男神様に嫁ぐものと聞いておりましたが」 ひょんなことから夫婦（？）となることになった山の女神と村の少女ツツジ。 女はいらんと村にツ…

妻 友加里30歳と夫 智也30歳はお互いに溺愛しているのです。

朝倉翼は重度のシスコンであったが、事故により義妹の心愛(ここあ)についての記憶をなくしてしまう。 出会った時もこれまの会話のほとんどのことを思い出せない。 入院いている翼のとこに…

短編。通勤とか暇なときに読んでくれるとうれしいです 500pV行ったら続編出します

恋愛経験ゼロの藤田健太郎は、高校時代の合唱部の後輩で、お盆の間だけこの世に甦る謎の少女、奈緒と恋におちた。 奈緒からもうこの世には戻らないと伝えられ、意気消沈していた健太郎だった…

新婚の妻はやたらと心配になる。夫が最近やたら無愛想じゃないか。自分に飽きてしまったのか。それともまさか、浮気していたり？ 結婚生活を華やかにしたい新妻が密かに悩み、まごまごと奮闘…

　小川湊はまだまだ青さの残る高校1年生。 　彼の家庭は貧乏だった。特に、二年前、両親が離婚してからは。 　お小遣いはなく、バイトで生活を助ける毎日。 　そんな彼には、幼い頃から…

　妹が創造した汚空間（おくうかん）での彷徨から約半年後。 　実家暮らしのぼくは、ヴァレンタインデーの日、親しくしてくれる老夫婦と対面し、彼らの家のふすまに描かれた天使様と女神様の…

日記の主人公は僕、50を過ぎたおじさんです。 地方で小さな広告会社を経営しています。 登場人物は、長男・長女・次男、そして妻です。 僕の妻はとても短気で、瞬間湯沸かし器のように…

いつも通りに、お盆に帰ってきた『俺』はスイカを食べる。スイカを食べたあとジジイとババアと、今年は隣に引っ越してきた田舎暮らしをしたいっていうナツキさん夫婦と墓参りにいった。そんで…

時は大正。 小説家・八塩朱殷（やしお・しゅあん）は、ここのところ筆が不調気味で悩んでいた。 戦国時代、とある小国の大名夫婦の人情小説で人気を博したものの、他の題材がさっぱり書けな…

こんなふうに突然のお別れになるなんて、思ってもいなかった。 お互いに名前も知らないけれど、何年も毎週のように会っていた直売所のおじさん。 今日、電話して、おかあさんと会う約束…

たった5文字小説という自主企画のために書いた詩/ショートショートです（初出2020年2月） 参加条件 はじまり：「たった5文字が言えなかった」 おわり　：「大切なものをなくしま…

「わたし、勇ちゃんのお嫁さんになる！」 大切な人を亡くしたあの日、わたしは大好きな人のお嫁さんになった あれから５年が経ったけど…夜の営みは愚か、キスすらもしていません…

世のなか、夫婦の数だけ悩みがあるものです。ここにも夫婦関係に悩む男がひとり――。居酒屋で後輩ふたりを相手に愚痴をこぼしはじめますが、そこに奥さんからの電話がかかってきて……。 …

「……私たちは夫婦です」 6年ぶりに再会した「幼なじみ」は「女子高生」になっていて、そして、俺の「妻」になっていた。 教師として故郷に帰ってきた「建屋奏多」は、幼馴染の少女「静…

「僕のせいで……」と言って涙ぐんだ。男として、大人として、上手く生きられない愛しい夫。 　ひょろひょろの身体に青白い肌。趣味は魚たちや亀の世話をすること。耳にイヤーマフ装備…

捜し人と間違えられた「私」は、相手の女性を放っておけず、こっそり後を付ける。待ち続けて捜す女と、ひたすら待つ男の武蔵野慕情。

　昨日までは長雨の喜びにひっそりと蛙の夫婦だけが輪唱していたが、現金なもので今日はもう蝉がうるさいくらいだ。 　燃えるような気温の中、燃えるような恋をたった一度して儚く散っていく…