モラハラ妻

たぬ吉

第1話 はじめに

家庭内でのモラハラについて

まず最初に、複数の専門サイトから抜粋した自分自身に該当するモラハラの特徴をまとめておきたい。


(モラルハラスメント)は、暴力を伴わない精神的ないじめである。

言葉や態度で相手を継続的に傷つけて追い詰めます。


モラハラを受ける側は自分が悪いのではないかなどと思い、我慢する傾向があり、

被害者だと気づかずに、周囲にも理解されないまま精神的に追い込まれて行きます。


モラハラが続くと、倦怠感や不眠などの機能障害、胃腸炎や目まい、慢性的なうつ状態から自殺に追い込まれる可能性もあります。離婚原因としても急増している。

(自分の場合は、昨年から心身症による皮膚炎が発症)

モラハラの提唱者でフランスの精神科医は、「精神的な殺人」と表現しています。


僕が妻から日常的に受けているモラハラ

●話しかけても、無視するか不機嫌そうなひと言返事

●こちらの意見に対してはすべて否定的(子どもの意見は否定しない)

●子ども達の前で大げさに見下した態度をとる(笑ってバカにする)

●食事を一緒にすることが少ない(子ども達とは一緒に食べる)

●食事の用意ができても声をかけてくれない時がある(料理を冷めたまま放置)

●大きなため息をついたり、聞こえるように独り言をつぶやく(くそー、めんどくさっ、くさっ)

●すぐに大きな声を出して怒る(ドアをバタンと閉めたりする)

●間違いを指摘すると自分を正当化して開きなおる

●子ども達を味方につけて、仲間はずれにする(これがいちばん辛い)

●弁当作りやアイロンかけは、子どもの分しかしない

●頭痛で苦しんでいる時も、見て見ぬ振りをされた

●アイドル依存症で彼の動画を観ながらの独り言や笑い声が不快

●ペット(犬)に対して動物虐待に近い行為をしている

●妻の親が入院しても教えてくれず、子ども達だけお見舞いへ連れて行く

●僕専用のマグカップだけ洗ってくれない

●息子達にバイトとして手伝ってもらっている仕事は、身内を使わずバイトを雇って!と言われた(息子達の意思を確認せずにただ関わらせたくないだけ)

●長男にだけ朝食の用意をする(盛り付けに差がある)

●一人暮らしを始めた長男の居場所を教えてくれない(言いたくないという理由)

●おかえりといってらっしゃいは、子ども達にしか言わない


モラハラは、こういった行為が「」です。


モラハラの加害者は、社会的に良い人に見られている場合が多いため、実際の被害がなかなか周囲に理解されにくいという問題もあります。妻は僕の会社の仕事をしながら、公的機関で相談員をしている。


モラハラ妻は、夫婦二人きりの時は強烈な態度をとりますが、子どもの前や夫の親族や友人のいる場面では、むしろ献身的な妻を演じたりします。


夫婦間のモラハラは表に出にくく、問題の深刻さが社会的に認識されていません。

本来は話し合いが必要ですが、そもそもモラハラをする人は冷静に話し合いに応じる可能性は低いので、分別ある中立的な立場の第三者を交えて話し合いましょう。

うちの場合は第三者を交えても開き直るだけだと思う。唯一妻が聞く耳を持つのは、妻の両親でもなく、本人が嫌われたくないと思っている子ども達だけだろう。


モラハラは、一般的に被害者が我慢していても、加害者の行動が改善されない傾向にあり、そのままにしておくと、さらにエスカレートしていくこともあります。

まずは、自分がモラハラの被害者であるのかをよく考えて、が大切です。

モラハラ妻の思い通りに支配されないでください。

そして、その行為はモラハラであること。このままでは円満な夫婦関係が継続できないことを冷静にかつ理論的に伝えてみましょう。


それでもダメな場合は・・・

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