「短編 高校生」を含む小説

俺はどこにでもいる普通の高校生である。ただ一つ変わった能力があり、その能力がいつも俺にトラブルを運んでくる。今日もまた事件の匂いがする。

ーーどんな子がタイプなの？　 幼馴染から受けたそんなどこにでもありふれてるような質問に、「俺さ、最近物静かな文学少女が好きなんだよ」そう返した翌日……活発だった幼馴染は口数の少な…

カクヨムコン7　中間選考突破作品 高校生の佳奈はＳＮＳの裏アカウントでネットの住人との交流を楽しんでいた。 いつしか書き込みにつくメッセージの数に執着しはじめ、佳奈の書き込みは友…

進路に悩む、普通の高校生の話。

僕にとって最もまぶしく映る、禾森とのある日の出来事。僕とは違ってスカートを風に乗せて踊らせるのが得意な禾森が、僕にとって唯一であるように、禾森にとっても僕が唯一でありますように。

お題に沿って書き綴るTwitterの一次創作BLワンライで書いた2000～4000字の短編（掌編）を集めていきます。一話完結。 登場人物は学生や社会人、初老の男性などなど。 …

文字が、数字が、ここへ羅列するのは 恐らく、この秒針を阻むためだった。 制服のスカートが翻るよりも早いスピードで 浸透するそのピアノの音が、 黒鍵を嫐る指が、私の微睡む全てになる。

2021年9月13日に内容を大幅に改訂しました。

雨が降ったそんな日の、傘が繋いだ二人のお話。

高校生、凩修斗(こがらし　しゅうと)はクラスで浮いていた。 クラスの面倒事は半ば強制的にやらされる。 この日も放課後の掃除当番を1人でやらされていた。 そんなクラスの男子に小間使…

『オバケ屋敷』と呼ばれている家に住む老人。いつも怒鳴り散らしてトラブルを起こすその老人に、高校2年のケンタは声をかけた。

一人の男子高校生から見た、優花という後輩。一応連載という形になっておりますが、短編小説です。

高校生一年生の洸一は夏休み、一人で親戚の家に遊びに行く。 目的はずっと好きだった美咲姉ちゃんに会うためだ。 繋いだ手と、届かない思い。 近くて遠い、そんなお話。

人間の欲は底知らず。 そんな、“普通”の人たちの日常を切り取った、オムニバス。

俺は高校に入ってから三回失恋した。 全部俺から告白して、すべて爆死。 でも幼馴染の日葵(ひまり)はこう言って励ましてくれた。 「私だって高校生になって三回失恋してるよ。だけど…

リュウジはいつも机に突っ伏していた。リュウジの密かな楽しみは、斜め二つ前の席に座る須藤美沙子の姿を眺めることだった。

仲良し４人組の高校生たちが、夜中に公園で鬼ごっこをしている。 頭脳派の木平。 俊足変人　カルタ。 イケメン、阿翔。 体力お化けのジョー。 今回の罰ゲームは、負けた人は好きな人…

高３、最後の文化祭。目前に控えたこの頃、軽音部では未だに新曲ができていない。 部長の麟は恋愛ソングを作りたいけど、恋愛経験ゼロ。そんな彼が提案したのは、唯一の女子部員である郁音を…

中性的なまつりと高校生になったななとはある理由から二人で仲良く暮らしています。 本編の補完目的で書かれた、番外編。 　:) 15年09月10日 i以前 なとなと 番外編 「枠…

僕は僕であって、私は私なだけ。