「＃鬼」を含む小説

人の世にあって人の世に潜み、人に害を成すもの––それを怪異と呼ぶ。 害なす怪異を討ち滅ぼすもの––かのものを術士という。 人の営みの側で術士を影から支える存在––裏方と称す。 古…

幼馴染と漫才師をめざしていたある日、相方が裏世界にはまり、変容してしまった。そんな相方を元にもどすため、ボクは〝裏世界〟と呼ばれる化け物たちがいる世界で冒険する。

今から何十年も前に突如【レッキング】という破壊活動を行う兵器が世界中に現れ、世界は恐怖に苛まれた。 どうにかして平和を取り戻そうと世界中の全兵力を使いレッキングと戦い情報を集め続…

　ほぼ１話完結の読切り系連載です。 　この物語はフィクションであり、実際の『あの世』とは一切関係ありません。 　死んでも死にきれず、この世に留まる人は多い。 　困った『あの世』…

コロナ禍でイベント自粛が続く中、オンラインのど自慢大会が職場で行われることになった。 金賞の黒毛和牛ステーキ肉に釣られた我が妻ことユウさんは参加を決め、選曲がてら家事の最中、風呂…

ブラック企業に勤める壮馬(そうま)は、真面目で勤勉な性格ゆえに28歳の若さで過労死してしまう。 地獄へと送られ、出逢った鬼との物語。

「お前には何も取り柄がない」そう両親に言われながら育ってきた『僕』。大学入学を機にアパートで1人暮らしを始めるが、『取り柄がない』故に友人・知人ができず、孤独な生活を送り続けてい…

ヒト族と鬼族（オーガ）は、今では交流が途絶えている。 そんななか、鬼族の琅鬼（ロウキ）は真夜中の森のなかでヒト族の男を見かける。 すむ世界の違う者同士、芽生えたものは――。

33歳対魔師の男、源暁良は今日も疲れた顔で、夜を生きる妖怪を消し去って行く。 そして、ある日妖怪の女と出会う。 妖怪と暁良が戦いと日常を通して絆を深め、困難を打破していく。 その…

平安中期。都に魑魅魍魎が現れる事件が起こった。都を護る検非違使の副長官にして頼光四天王の一人、渡辺源次が事件捜査に乗り出した。帝都の闇夜に潜む般若の鬼。どす黒く光る大鉈を振り上げ…

私は死人に口なしと同じ完全犯罪可能兵器を利用して自己欲望目的犯行に本人にすらバレないよう実行してます 凶悪犯罪者達がどれだけ知能犯で計算高くズル賢く利己主義で鬼畜姑息卑劣卑怯な人…

　七凪雫（ななぎしずく）、十八歳。 　天玖村（あまくむら）と呼ばれる閉鎖集落に生まれた彼女は、十四歳の時両親を殺害。二人の死体が発見されるまで半年のペースで十人を殺害していき、十…

　本来存在せぬはずの鬼の神格。神話に依らぬは地上最大最強の鬼種。 　荒ぶる今世の大鬼は、酒の肴に悪魔の迷宮へ赴く。

安倍晴明とは何者か？　どこで生まれ、どう育ったのか？ 陰陽師としての異能とは何だったのか？　なぜ晴明神社に祀られるまで讃え、畏れられたのか？ 言い伝えの断片を拾い集め、歴史の裏…

　昔々あるところに、鬼が住むといわれている鬼ヶ島がありました。 　その鬼ヶ島では一体どのような物語があったのか。 　これは鬼ヶ島であった1人の少女の物語。

世界的なゾンビパンデミックを引き起こしたウィルス――通称、ロメロ・ウィルス――による地獄絵図は、抗ウィルス剤の散布と共に終息した――はずだった。 二十八宿・魂緒の星の顕現たる鬼宿…

ゾンビによる終末を迎えた地球でゾンビに喰われた主人公は、人でなくなる前に異世界に召喚された。 召喚先で魔王を滅ぼす勇者の一人となった主人公は任務達成後、ゾンビで溢れかえった日本へ…

世界有数の財閥の御曹司である貴城院光彦は、何不自由のない生活をおくっていた。だが、彼には悩みがある。そう、目立ちすぎるのだ。 貴城院という名前とその容姿のせいで、周りが放っておか…

生贄として山の神に捧げられた少女、澄子。 山の神が住まうといわれている社で出会ったのは、人嫌いの鬼だった。 「人など身勝手で愚かなものだ」 そう言って鬼は澄子を拒絶する。 しかし…