リバース・サイド・ストーリー Hatred from 上代
まさか☆
第一章 ゾンビとコンビを組む男①
「はい、どうも~。フェチ・フェミ・フェニックスでぇ~す」
「よろしくお願いしま~す」
「今日は名前だけでも憶えていって下さいね。女性を死んでも守る、フェチのフェミなフェニックスです」
「そんなこと言って、君は女性の使用済みパンティーを被って戦うもんな」
「嫌、それ変態仮面ッ! 大体、戦うって誰と?」
「女性の使用済みパンティーを奪う奴と」
「それもう、オレが犯人って言っているようなものだから。奪ったものを被っておいて、他人のそれは赦さないって、もう全人類を敵に回すレベルだよ。もう変態仮面っていうか、反対仮面だからね」
「そういえば、オマエ高校生のときに、縦笛の吹く方じゃなく、反対の息がでる方を舐めて喜んでいたよな? だから反対仮面?」
「そっちはただの変態! 高校生で縦笛はやらないから……っていうか、そんなことしてないから!」
「縦笛はしていないけれど、タネ付けはしていたよな」
「うまい! 嫌、うまくないから! オレ、そんなモテてないから。高校生のときは一人淋しく……」
「使用済みのパンティーを被っていたんだろ?」
「淋し過ぎるだろ……。結局、オレは何と戦っているんだよ」
「変態になりたい自分?」
「いい加減にしろ。どうも、ありがとうございました~」
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