「誰もいない」を含む小説

動画投稿サイトYoTubeで『幻の歌姫』リリーと呼ばれる配信者が注目を浴びている。 彼女の存在はSNSの口コミから、あっという間に広まり、時の人となった。 オリジナルの歌を歌い、…

〈高校生の日常なんてのは別に特別なことじゃない。課題のために立ち寄った図書室で本を探すのも、その本に栞が挟まっていたのも、その栞に私の名前が書かれていることだって…多分。〉 高…

　ある日人類は衰退した。 　地球上に現れたモンスターによって。 　と言っても、そういうファンタジーのようなことがいきなり起きたわけではない。 　西暦２２０３年６月５日。隕石のよ…

　タイムカプセルが開けられることはない、それが俺、秋月修平の持論だった。 　だから、中学一年生の頃に約束したタイムカプセルを開けに来る人は自分以外に誰もいないと半ば確信していた。…

名古屋で生まれて育った僕が、聞いたことも無い広島県のディスカウントストア会社に就職したのは、卒業すら危ういほどに大学に行かなかったことがそもそもの理由だった。 何にも興味が無く、…

柿崎幸紀（かきざきゆきのり）は、 夕暮れの誰もいない教室で本を読む 花園秋菜（はなぞのあきな）に恋をした。 セルフライティングは、一応つけました。

大好きな水泳の為、自宅からも、スイミングスクールからも近い高校に進学した、柊祐介。 夢は、インターハイ出場だ。 明るく、友達も多い柊は、ある日、誰もいないはずの学校のプールで、隣…

大学生1年生の花形周人は深夜に聞こえてくる隣の音がうるさすぎて眠れずイライラしていた　けれど音のする部屋には誰もいないはず‥ なぜ音がするのか？　そう考えていると壁から人が生えて…

お題「木枯し」 イセカイフドキ様の企画「風土記系ワンライ」（https://x.com/fudokift/status/1722738521608462486?s=46&t=O…

『レベルが９９９になりました』――アルケミスト・オンライン、通称『ＡＯＬ』と呼ばれるフルダイブ型のＭＭＯＲＰＧでいつものように遊んでいた僕の元に、レベルカンストの報酬として『転生…

夏休み、誰もいない校舎、セミの鳴き声、茹だるような暑さ、セーラー服、プール。 脳裏に、思い浮かんだものはなんですか？

母方の祖父母が営む喫茶店の色とりどりのナポリタン、香り引き立つドリップコーヒー、愉快な常連さん。どれもわたしにとって掛け替えのないものだった。ずっとこの幸せが続けばいいのに、大好…

俺は緒方霞（おがたかすみ）、女の子みたいな名前とよく言われることを除けば、どこにでもいる平凡な男子高校生。 クラスメイトで「金髪碧眼ハーフ」の前園凛(まえぞのりん)が日々俺にイ…

高校2年の春、僕は運命の出会いを果たした。男子高校生にしては小柄で童顔。よく女子と間違われる僕を唯一男として見てくれる人に出会ったのだ。 しかし、その人は僕の担任の先生で、全然…

私に触れるものはぶっ飛ばす。 そんなことをしていると、私の周りには誰もいなくなった……幼馴染みのトシロー以外には。 トシローは、私がそうなった理由を知っていて、なんとかしたいと…

「昨夜の見た……？」 「見たって、羽衣石さんが誰もいないところで『私の名前は感電少女ぉ！　英語で言えば感電ガールだぁ！』と叫んでいたところをか？」 「うわぁぁぁぁあっ！！　やめて…

読書オタクで1人好きの主人公はバイト帰りに交通事故で死んでしまう。 しかしどういう訳かまたすぐに目が覚めて、しかもそこは異世界だった。 見る物全てがファンタジックな異世界。ア…

映画監督の瓜田は事故に遭った。目を覚ますと誰もいない映画館にいた。走馬灯の上映会が始まる。

真夜中に突然鳴ったナースコール。その部屋には誰もいないはずなのに・・・

ある日、ラブレターを下駄箱で見つける主人公、真司誠。でもその差出人は誰なのか名前は書かれていなかったので知らない。嬉しさのあまり、それでも誠は手紙で指定された場所、元い学校の屋上…