「読んで読んで！」を含む小説

KAC20205参加作品

イベント用短編連作の第四作目。 幼馴染みの恋人同士の命の垣根を越える恋の物語。

あっけなく崩れた日本の象徴。 なんの変哲もない日に起こった 心が削れるショートストーリー

ジャンは、ツール・ド・フランスを走るプロロードサイクリスト。彼はエースの実力がありながら、チームからアシスト役を命ぜられる。 不満を抱えながら迎えたフランス革命記念日。この日にス…

記憶を失くした彼と記憶を奪った彼女の物語。ただそれだけのお話。

神様に見放される存在とは、果たしてどんなやつなのだろうか？ そんな疑問から始まる、超短編ショートストーリー！！

墓参で二十年ぶりに会うその奥さんは外見が変わらず、私は「知らない人」だった。 原稿用紙六枚までで作品を募りツイッター上で投票や感想を言い合う企画、『六枚道場』の第二回目参加作品…

　一九五〇年代、ソ連。ドミトリ・ベリャーエフら遺伝学者たちは、野生動物の家畜化に重要な因子を特定すべく、キツネの交配実験を開始した。研究者たちは家畜にとって最も重要であろう『従順…

　はるか古来より、人のあずかり知らない闇の中で怪異は蠢く。 　現代でもそれは例外でもなく、人々をそれは襲い、喰らっていた。しかし、そんな怪物たちと渡り合うものがこの時代にも存在す…

新年は毎年やってくる。この当たり前の事実に情熱を燃やす男女がいる。 舞台は太平洋、その海上で新年を迎える人は何を思う。 現代社会の裏に潜む、熱い信念を持って新年に挑む男女のデッド…

＊ご注意＊ 　本作には、グロテスクな描写、および強い不快感を催すシーンが含まれております。 　これらの表現は、あくまで本作をひとつの短編として成立させるためのものですが、残酷…

3年前のクリスマス、突然彼は、私の日常から消えてしまった。 今年のクリスマスも、彼との思い出が街のいたるところで蘇る。 そしてその夜、あの日と同じように――。

あいつが教室で読んでいた本だ。駅の本屋の棚の中にあった、分厚い本を手に取ってページを捲った。自身の背丈を超える水位の活字の海に溺れそうになった私は、ページを閉じた。

病弱な私は寿命宣告を小さい頃から受けていた。もって二十まで。 　何も変わらない毎日。でもそれは…隣のベットにきた彼によって変わる。もう…それは…いままでの私の人生を凌駕して。

「また明日もここで」 その日から、1階の待合室の一角で開かれた、さくらとのプチ夜会。 だけど、そんなある日、「明日で退院なんだ」そう告げると、彼女は笑った。 「よかった…

タイトルの通り、徒然なるまま、思いの随に書いていきます。 まにまにって響き可愛いですよね。 こんな感じで。 完全に偏ってます。性癖に倣って素直に書きます。 ――ふわふわとし…

ドラキュラさんは最近アクティブ。特に大きな何かがあった訳ではないのだが、派手な所に出掛けたり、飯を自分で作ったり。しかし周囲は敵だらけ、休まる日々などありはしない。やはりデメリッ…

ある日、部屋の片づけをしているときに見つけたおもちゃ箱。 そこに入っていたオルゴール。 青年はそのオルゴールに見覚えがなかった。 歯車を回したとき、青年の瞼の奥に忘れていた景色…

※血の表現があります。 ちょっと無理だなって思う方はbackを！！ 少女の美しく残酷な再生をご覧下さい。