「バケモノ」を含む小説

　通学路の途中に、両側を木々に囲まれた区間がある。ちょっとした森みたいで、久美のお気に入りの場所だったが……。 　ある日、そんな森の中。久美はバケモノに出会った。 （カクヨム初…

だれにも顧みられないミソッカスの王子は、だれかに必要とされたい一心でバケモノになった。敵兵を蹂躙し、果てしのない焦土を生みだしたバケモノ王子はしかし、戦後世界では不要の存在だった…

異世界リベルタ、ホムンクルス、レッドネーム…… 美少女達による闘い！ 彼女達には色々な秘密が隠されていた！？ 10人の王が統治する世界に突如来てしまった俺はどうすりゃ良い…

ある日、俺は謎の少女からブレスレットを与えられた。 その日から、狂気に巻き込まれることとなった。

　――不慮の事故で“異界下り”をした七峰七々緒には、異界下り以前の“記憶”が殆ど無い。 　周囲のモノ全てに現実味が感じられない七々緒が唯一現実感を感じるのは、従兄の半田社だけ。 …

松原の狐たちという大阪府松原の「寿司の折を盗む狐」に着想を得て、長命な妖怪変化で力のある狐がもし人間を愛してしまったら、というお話です。元々長編予定でしたが、短縮して短編にしてい…

どこにでも居るありふれた若者の『私』は『白づくめの怪人』によって怪物に変えられてしまう。日光に当たれないバケモノになった『私』は夜の街を飛び回りながら『白づくめの怪人』を探し続け…

　カイジュウとそれを生み出す謎のカイジン、そしてそれに対抗する謎の美少年集団が現れて半年以上、週に数回訪れるイレギュラーに人々は慣れつつあった。 　今日もまたカイジュウとカイジン…

　時は江戸。 　開国の音高く世が騒乱に巻き込まれる少し前。 　その異形の仔どもは生まれてしまった。 　老者のような白髪に、空を溶かしこんだ蒼の瞳。 　バケモノと謗られ傷つけられて…

貧乏勇者　〜レベル1、装備木剣と麻の布だけど、騎士団最強の剣士に上り詰めちゃいます〜 レベル１。装備は木剣。 そんな奴隷階級の少年、アトラスは、騎士学校に入学する。 …

医大生、鴻悠真は将来人助けをする仕事に就きたいと夢見ていた。そして夢の実現のために忙しい大学生活の日々を送りつつ、勉強に勤しんでいる。 しかしある日、病院内で奇妙な事件が発生す…

レベル１。装備は木剣。 そんな奴隷階級の少年、アトラスは、騎士学校に入学する。 彼を「貧乏野郎」とクラスメイトたちはバカにするが、そんな彼らをアトラスは軽々倒してしまう。 …

2020/12/19 思うところあって、タイトルを変えました 旧シリーズタイトル：渡る世間は勿怪（もけ）ばかり　あるいは、リーマン達は如何にして物の怪どもを愛するようになったか　…

フリーのカメラマンをしていた徹だったが、ある日。写真をよく売っていたオカルト系雑誌の出版社に追い返されてしまい。面白い写真と撮って見返してやろうと、一人森の中へと入る。 そこで…

怒り、悲しみ、恐れーー人々から負の感情を集め続けた『絵画』。それはヒトの精神を支配して、キャンバスから抜け出し、感情を排除するために対象を攻撃する。 　ブリューゲルが描いた『幼…

　なんとなくシリーズ化してきた別長編ファンタジーのスピンオフ「ハーフボイルド怪奇探偵」短編の第三段です。 また、とあるゴシック・ホラーの古典的名作のオマージュとなってい…

2020年の夏休み、「つまらない人間」である大学2年の僕は、「バケモノ」と噂される小4の姪っ子の世話を任されることになった。

『あの日見た夢』を略して『あの夢』あの日見た夢は、曖昧で思い出せないでも少しのことなら覚えているそれは、この世界をあのバケモノから救うこと！ 主人公の水野　弘樹（ミズノ　ヒロキ）…

―あらすじ― 青蓮は逃げた花嫁の身代わりに、危険な獣人の治める国・白夜皇国へ嫁ぐ事になる。 ド田舎育ちの末っ子オメガである青蓮には見るもの聞くもの初めてだらけで、しかも、結婚相…