「ある」を含む小説

短歌の秋　投稿作品。 10月のテーマは『光』……なのですが、『光』があるなら『闇』もあるよね〜。 みたいな感じの思考で、光と闇の短歌を詠みます‼︎ 暗い闇の不穏短歌と、明るい光…

水吏街に住む高校1年生の本田カスミはある日、家の前で倒れる半裸の男と出会う。 バスターと名乗る男との出会いを皮切りに、水吏街から次々と怪物が出現し始める。怪物が平穏な日常を軽々し…

夫のリタイアで米農家の義実家にやって来た小烏が、農家の台所で頑張っております。 野菜は「買うもの！」から、「畑にあるもの！」へ。 小烏の料理はお義母さんの口に合うのか？ 皆様の知…

宮本 佳奈（かな）は、結婚6年目の専業主婦。 待ち望んだ子供を授かれないまま、夫の将希（まさき）と距離ができつつあることを感じ始めていたある日、会社の飲み会で遅くなるはずの夫から…

第一章は、竜騎士が誕生するまでの物語。 世界は、ある『ことわり』に支配されていた。 それは、弱肉強食。 強大な力を持つ種族が、世界の覇権を握ろうと乱立するいにしえの時代。 理力…

妖狐の少女夜白（やしろ）と人間の子、颯太との出会いと別れの物語。 町を一望できる展望台がある。 ここはある少年が好きだと言った場所。 そこに一人佇む女性の姿があった。遠くに祭り…

「トロッコ問題」とは、多数の利益のためなら少数は犠牲になってもよいのか、という倫理学上の問題のこと。 一見すると正しい理屈に思えるが、一個人が他人の命を左右する権限はあるのか、多…

お嬢様として育てられた奏海は自分の取り巻く環境とそれに対して何も言えない自分に嫌悪感を抱いていた。 そして、ある日からストーキング行為をされ始めることで今まで以上にストレスが溜ま…

「太陽の王子が誕生する」と言われながら、先に生まれた双子の兄の死によりあいまいな存在となった第四王子、スキィア。世間には姫として公表され、存在を隠され続けた彼は魔獣ハンターとなっ…

とある事情から地元から引っ越しきた僕－西宮葵－は、クラスに昔引っ越してしまった幼馴染－高西栞－を見つける。 だがただの同姓同名だっただけで別人だと判断した僕は少しガッカリしながら…

　上野道（うえのみち）は、一人でずっと過ごしているうちに、二次元趣味にはまり、ボーイ・ミーツ・ガールをただ待つだけの怠惰な中学生活を送ってしまった。そんな日々をある日後悔し、地道…

「自分の感受性くらい／自分で守れ／ばかものよ」（『自分の感受性くらい』）「じぶんの耳目／じぶんの二本足のみで立っていて／なに不都合のことやある」（「倚りかからず』）などの詩作でい…

X企画「共通プロットの秋2024」に寄せて書きました。 ノゾミとナナセは恋人同士。ケンカしつつも仲が良い。今回は手作りプリンをめぐって一悶着があるようです。

GWのとある日。 会社員・羽島望（はしまのぞむ）は、商店街である女性に話しかけられる。 怯えながらアンケートをしてきたその女性・豊橋光璃（とよはしひかり）は典型的なデート商法を営…

ファンレター。 ファンからの愛、もしくはエゴと呼んでいいかもしれないものを一方的にぶつけることの出来る装置。 大抵のファンレターは、受け取った側を喜ばせるような内容。 でも、若く…

ゲーム大好きな少年、園歌は世界大会を優勝出来るレベルの強さで、VRMMO格ゲーと言うジャンルでは真面目に全一呼ばわりされていた。そんな少年はある日ゲームで仲のいい『ジョン』と言う…

主人公は学校の化学室で実験中に爆発事故に遭い、目覚めると暗く狭い場所に閉じ込められている。動けない状態で助けを求めるが、声が出ず、周りからも反応がない。やがて巨大な蟻が現れ、彼女…

｢魔法は我々にとって奇跡に近い、尊き能力である。故に、生きとし生けるものすべての民が、平等に扱えるモノでなくてはならない｣――初代大指導主 魔法学校のエリート、ネリ・フランダー…

　現代社会にダンジョンが現れ始めてはや四半世紀。ダンジョンを管理する公的機関・異跡管理局に勤務する阿沙加ヘリヤは、探索者の彼氏のために金策に腐心する日々。ある日、管理局の保管庫に…

天使を見たことがあるだろうか。 そんな問いは、それどころか天使という単語さえ日常のなかで頭によぎることのなかった遠藤惟親（えんどうこれちか）は、ある日突然その存在を叩き込まれるこ…