『光』 短歌の秋 投稿作品
風宮 翠霞
愛してる。そう呟いた貴方の目、光が揺れて嘘だと悟る
◇
「愛してる」
前は、私の事をまっすぐ見つめて言っていた言葉なのに……。
貴方の目の中の光が、どこか遠くを見て揺れているから……。
私は、貴方の気持ちを悟ってしまった。
嘘を吐くくらいなら……最後までちゃんと、騙してくれませんか?
それが、優しさです。
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