『光』 短歌の秋 投稿作品

風宮 翠霞

愛してる。そう呟いた貴方の目、光が揺れて嘘だと悟る

あいしてる。そうつぶやいた 貴方あなた ひかりれて うそだとさと



「愛してる」


前は、私の事をまっすぐ見つめて言っていた言葉なのに……。


貴方の目の中の光が、どこか遠くを見て揺れているから……。

私は、貴方の気持ちを悟ってしまった。


嘘を吐くくらいなら……最後までちゃんと、騙してくれませんか?


それが、優しさです。

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