「ふたりなら」を含む小説

子ども向けバレエ教室の講師である42歳の美乃里（みのり）は、ある日娘ふたりの体験レッスンにやってきた39歳の主婦、純玲（すみれ）と出会う。 4歳でバレエを始めてからバレエ一筋に…

友紀人のために、つながりを切った澪。 澪への想いを、忘れられない友紀人。 ふたりが再会したのは偶然か。それとも── こちらは、エブリスタ様にも掲載してあります。 ©香居

けもVの、#フンボルトペンギンちゃんねる と #ケープペンギンちゃんねる のふたりを絵本風のおはなしにしました。

　ゲーム好きな高校生である風間霧人――通称フウマには林田渚、皆からリンダと呼ばれている彼女がいる。リンダはフウマにとってゲーム内では基本《嫁》。何故基本なのか？　それはふたりが自…

勇者ヒイノは竜に襲われている少女を助ける。世界樹の実を探すヒイノをお礼に手伝いをする少女。目的まであと一歩のとき竜がふたたびあらわれる。ふたりの行動に竜は襲うのを止め飛び去る。か…

ひとりだった。ふたりになった。それから・・・ ※エブリスタ同時掲載作品です。

2020年8月、コロナ禍の盛夏。 30歳フリーターの坂城は家に引きこもり、自粛生活を密やかに満喫していた。 その異例なお盆休みの最中、失業の危機に瀕した大学時代の女友達 中嶋から…

40代の子どもがいる既婚女性ふたりが出会い、思いがけず恋に落ちる。 「いつか二人で暮らそう」と願いながらひっそりと愛情を育んできたが、60代になったある日、主人公は愛する人が亡く…

　この国は、人間による奴隷制度が禁じられていて、その結果として私たち自動人形《オートマータ》の技術は急速に発展した。 　自動人形《オートマータ》とは、人の替わりとなって、家事や仕…

ぼく『 オモテ』と友達『 ウラ』のおはなし。 そっと続きます。 主人公の暴走によりファンタジー要素が出てこなくなったのでジャンル変更しました。(白目)

「ネエ、ドウシテ刀ヲ持ッテ踊ッテイタノ？」 　橋の下で舞い踊る五月人形に、ローブを着たバックパッカーはたずねた。 　こいのぼりが立てられた住宅街の近くの川で、ふたりのバックパ…

僕と「由野さん」が出逢ったのは、 そういう運命だったのだ。 人は「死」に 強烈な衝撃を受けてしまうから ソレからは逃れられない。 由野さんと出逢うまでの 平穏な日常には戻れない…

「あんた、私を雇いなさいよ！！ これは命令よ！！」 俺・浦尾一樹には大嫌いな奴がいる。口より先に手が出るクラスメイト・園崎真琴だ。不幸にも、いつも隣の席になってしまう奴。女子…

探索ミステリー×三角関係×平安風ファンタジー。 四方を海に囲まれた小国の姫君の夕花姫は、屋敷からの脱走癖と拾い物癖がある変わり者。そのたびに護衛の暁に叱られている。今日も浜辺に…

遠距離恋愛中の優斗と草子、 ふたりの心模様。

　この戦いは無意味そのものだった。ただ、彼に会ったことを除いては。 　ヴィスペルド帝国。貧富の差が激しく、異人種の奴隷制度も公に認められていたそこは、軍事国家であるバイロ連邦と戦…

「書きたいもの」を見失った小説家のアレンは、休暇のために訪れた田舎町の教会で弔う人のいない合同墓の手入れをする青年、ディディに出会う。 襟の高いシャツに首元に巻かれたスカーフ、ほ…

森の奥深く。そこに住むのはひとりの魔女と、魔女に拾われて育ったひとりの少女。ふたりの静かで満ち足りた生活の、その根幹にあるものは……

女子ふたりのトンネル探検。 細い水路が流れるトンネルに、ふたりは手をつないで入っていく。 軽い遊びのつもりだったのだが、思ったよりも穴が長く続き、引き返し時が分からなくなってきた…

おそろしいことは表面下に起こり、痛みはいつも皮膚の下にある。だから誰も気づかない。 抜け出せないふたりのお話です。