「現代・現代ファンタジー」を含む小説

我が家には御守り様と言う守り神がいる。 昔から家を守っているという彼はぬいぐるみが好きなんだそうで、家を守ってくれるお礼としてその家に生まれた子供が自分の手で作った不恰好なぬいぐ…

「ぬいぐるみに身体を乗っ取られた」と訴える依頼人がやってきた。 解決に奔走する探偵のお話。

ぬいぐるみを使い魔にするマギドールズ技術が普及して十年。人々の生活には良き隣人としてマギドールズが当たり前に存在する社会が出来上がっていた。 そんな時代に生きる女性、瀬川アリス…

浮気ばかりしていた旦那が死んだ。 棺には思い出のくまのぬいぐるみを添えた。 それがまさか、帰ってくるなんて…。 15年前の姿で現れた旦那と再スタートする結婚生活。 でもそうか、次…

楓子さんは油すましと住んでいる。 そして毎日様々な妖怪達が楓子さんの家にやって来て楽しく過ごしています。 しかしある日、油すましがいなくなって、妖怪達まで来なくなった…。 心配す…

この世界のあらゆる場所には、小柄な天使と黒猫のタッグが存在している。 人の夢を破壊する――【夢喰い天使】。 人の夢を構築する――【ポチョムキン】。 あらゆる人間の「未来」を視ては…

田舎にある小さな神社。 祖母と一緒に毎日お参りをしていた男の子はある日、 神様がひとりぼっちで可哀想だ、と思い始めます。 　 心優しい男の子と、狐のぬいぐるみの物語です。 KA…

KAC2023 第2回お題「ぬいぐるみ」で書いたお話です。二千字弱の短編となります。モノローグというか、作文っぽいお話です。

公園で運命の出会いをした男女の物語。ちょっと悲しくて、ちょっと怖い、不思議な話。

幼い日に、僕は、過ちを起こしてしまった。それでも、君は、僕を心配し、そばに寄り添ってくれる。いつか必ず、僕の目を覚ましてくれると信じている。

私はファンシーなのが好きなんだってば！

　どこにでもあるし、どこにもない書店『ユートピア』。 　そこは、悩みを抱えた者が訪れる場所で―― 　KAC2023応募作品です。1回目お題「本屋」に関して書きました。 ※応募…

24歳のハルトは、この国の最底辺『エンド』に生まれ育った。 金になる産業もなく、絶望すら売り買いされる場所で ハルトは奇妙な男と出会う。 男はハルトに「この本を売ってくれ」という…

小さな町の古ぼけた本屋のお話

そりゃぁ、問い詰められますよね。上司登場 『本屋は過ちに満ちている』の後日談です。前作からお読みください。 前作はこちらです https://kakuyomu.jp/work…

とある町の本屋で繰り広げられる不思議な日常の一幕をご紹介します。 ──その本屋さんには神様がいた。 ※KAC2023お題①『本屋』 今作は私の長編作品「ヤタガラス」と緩く繋…

裏社会で『闇姫』と恐れられている金髪に赤い瞳が特徴的なクール美少女の闇華。そんな闇華は紅い月を摂取した壱流を助けたあと姿を消し闇姫を卒業。 「惚れてる女の前でカッコつけてなにが…

濃紅色のスーツを身に纏う謎めいた青年セージュ。自称オカルトマニアの彼は、見えない怪異を捜し求めてコレクシオンするのが趣味だという。亡霊・呪い・不思議なものや目に見えないものを手に…

いつもと同じ帰り道を歩いていた主人公は、見慣れない店がある事に気が付きます。その店の扉を開いたのは……。 KAC20231参加作品です＜お題：本屋＞

十年ぶりに鈴ヶ丘の地に戻ってきた勇気。顧客のため現地での活動拠点を探す途中で少女と出会う。 十年前の借りを返してほしいという彼女に付きまとわれ、なおかつ伝言を預かっているという。…