「本屋」のお題書きでとても即興で書いたとは思えない、起承転結に唸る現代ドラマです。
昔ながらの書店を営む齢九十余年の店主光代さんと、その元でアルバイトをする狸(⁉︎)の翠さん。ある日、もう誰にも使われていなかった筈のお客さん同士の「感想ノート」に、書き込みがあることに気が付きます。
どうやら常連さんの男女二人が、お互い見知らぬまま本をオススメし合っているようです。男性は女性に気がある模様……って、ハーレムのライトノベルを勧めちゃうの!? そんな翠さんのツッコミと共に進むノートのやり取り、いわんや覆面の恋路を見守るのですが……
ステキな女性陣・ちょっと残念な男性の魅力的なキャラクター達が織りなす、一つのノートが紡ぐキセキの物語。くすっと笑ってしまう語録も軽妙。
とある本屋の物語をご覧あれ!