「シリアス...?」を含む小説

妖艶ないで立ちと傍若無人な態度から、魔女と呼ばれるカーネリア。 その実、癒しの奇跡をおこなえる聖女であり、その魔力は絶大で国王の信頼も厚い。 だが、特に用事がない日は王都外れの塔…

３年前に「あやかし保護法」が制定され、人間とあやかしの共存が曲がりなりにも決定した。 しかし、人と違う力をもったあやかしは社会から弾かれ、あやかしの一部もまた人に害を及ぼし続け…

人間になりたい魔物と、魔物になりたい人間。孤独で孤高な者同士、少し奇妙な共同生活。

15世紀、狂王と淫妃の間に生まれた10番目の子が王位を継ぐとは誰も予想しなかった。兄王子の連続死で、不遇な王子は14歳で王太子となり、没落する王国を背負って死と血にまみれた運命を…

魔物の大量発生によって、世界は未曾有の危機に晒された。 人間は脅威を増していく魔物を恐れ、神の怒りだと畏怖し、混乱を鎮めるために生贄を捧げる決定をする。 その生贄が魔族の王、ジ…

普通の社会人2年生だった聖生 祐（セイリュウ タスク）はある日突然、異世界に召喚される。 そこでなぜか“聖女”とあがめられ、魔王を封印し世界を救ってほしいと頼まれてしまう。 しか…

タイトル通り魔神の昔話です。 五千文字程度の短編ですのでこれ以上の言及は避けます。 小説家になろうにもアップしています。

王女の座を奪った男がいた。それは王女補佐官という立場を利用し、さらに非道な国家運営をしていた。もうすぐ14歳になる王女リーディアがまだ幼いという理由をつけて。そんな奴に俺は転生し…

　物語は地球の辺境から始まる。三月の真夜中にて、末成 千道は家出同然の放浪旅に出る。右目は眼帯で、灰色の髪の毛という変わった見た目から、疎まれ続けていたのが原因である。千道はただ…

記憶喪失になった主人公と、一言も喋らないヒロインによる『記憶』が紡ぐ異世界ファンタジー。 各章約10万字（書籍1冊分）で綺麗に終わります。 ※現在毎週月曜と金曜の20時ごろで週…

雨足が強くなる山の中を男性は走っていた。 これ以上びしょ濡れにはなりたくないと、急ぐ男性は山の中に古びた神社を見つけた。 悪態をつきながら上がり込むと、中は朽ちかけておりそこら中…

両親の死後、一人暮らしをする事になった佐々木祐介。 だがそんな生活は一ヶ月も経たずにでリタイア。家事全般出来ない上に、何より寂しい！！！ いてもたっても居られなくなった彼は、両親…

俺こと如月拓也はとある一人の女子生徒に恋をしていた。とはいっても告白なんて以ての外。積極的に声を掛けることすら出来なかった。そんなある日、憂鬱そうに外を見つめるクラスメイト、霜…

これは不死身と呼ばれた勇者が、魔王を倒して世界を救ってから、千年後。 人々がスマートフォンを持ち歩くくらいに、文明が発展した頃──。 その夜、僕が公園で拾ったのは、千年前に実在…

気づけば不思議な空間にいた。 中央には、巨大な青いクリスタル ゲームのキャラクター作成のような映像を進む。 そして、次に目が覚めた時、美少女♂の外見のまま、見知らぬ草原へと立…

「ねぇ、覚えてる？」 　放課後、幼馴染みの里帆に五年前の話をされて、僕はなし崩し的にその祠へ向かうことになった。彼女が言うには、当時小三の僕たちが書いた願い事を今日確認しに行…

勇者に敗北し、瀕死で魔王城から逃走した魔王（※美女）。彼女が復讐を誓いながら水浴びをしていると、ある男に出会った。 ……という思い出話を聞かされ、ちょっとグレそうになる哀れな女の…

　戦乱の世に翻弄され、それでも少女は、言葉を、思いを、記憶を胸に立ち上がる―― 　帝国と、皇国。分裂した二国は、帝国の一方的な恨みによって戦争を始めた。 　回復魔法使いの…

「ボクは、キュリフェ。魔物＜エヌミ＞の魂＜アム＞を回収する魔法使い＜ソルシエ＞のサポートをする天使って言えば、分かりやすいかな？」 魔法少女と魔法少年。古今東西、それは正義のた…

　数年前から、日本を中心に世界中にダンジョンが出現するようになった。 　それに伴い、異能を持つ者も世に現れ始める。 　ダンジョン調査やモンスターを退治するする組織が次々と立ち上が…