概要
ヒロインのセリフが一つも無い、静かで騒がしい異世界ファンタジー
記憶喪失になった主人公と、一言も喋らないヒロインによる『記憶』が紡ぐ異世界ファンタジー。
各章約10万字(書籍1冊分)で綺麗に終わります。
※現在毎週月曜と金曜の20時ごろで週2更新中。【第五章10月2日開始】
【第一章あらすじ】
忘却の通り魔。
魔術の盛んなとある街に、記憶を奪うとされる通り魔の噂が流れていた。
記憶だけを奪い去るという謎の通り魔。だがこの世界においては、記憶を奪うという行為はただ物事を忘れるだけに留まらなかった。
何故なら、人々の記憶には『魔力』が宿っていたのだから。
なぜ通り魔は人を襲うのか。なぜ通り魔は他人の記憶や魔力を必要としているのか。
人々がその存在を恐れる中、噂流れる街から少し離れた宿屋にて、とある男が目を覚ます。
「ここはどこだ? 私は、誰だ…
各章約10万字(書籍1冊分)で綺麗に終わります。
※現在毎週月曜と金曜の20時ごろで週2更新中。【第五章10月2日開始】
【第一章あらすじ】
忘却の通り魔。
魔術の盛んなとある街に、記憶を奪うとされる通り魔の噂が流れていた。
記憶だけを奪い去るという謎の通り魔。だがこの世界においては、記憶を奪うという行為はただ物事を忘れるだけに留まらなかった。
何故なら、人々の記憶には『魔力』が宿っていたのだから。
なぜ通り魔は人を襲うのか。なぜ通り魔は他人の記憶や魔力を必要としているのか。
人々がその存在を恐れる中、噂流れる街から少し離れた宿屋にて、とある男が目を覚ます。
「ここはどこだ? 私は、誰だ…
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!世界に眠った彼の記憶が起きる時、一体……
フォローいただいたご縁で、この物語に出会いました。更新分まで読み終えましたので、レビューさせていただきます。
本作は記憶喪失の主人公が、完全無口で食い意地が強いヒロインと共に、とある街での生活を始めるところから物語が始まります。
第一章では、記憶を奪う通り魔という、彼らに関連性の強そうな事件が起きます。その中での出会いと衝突。感情を剥き出しにしながらの戦いは、高い描写力と相まって手に汗を握るものでした。
そして、現在までの更新分ではまだまだ謎が多く、今後の展開が期待されます。タイトルとあらすじで、主人公が転生者だと明記されておりますが、作中ではまだそのことについて言及されておりません。そし…続きを読む - ★★★ Excellent!!!若干?ネタバレ込みです
物語の内容をペラペラ説明してしまうことはありませんが、若干ネタバレ込みだと思います。
記憶喪失の男が記憶を失った謎に迫る過程で通り魔事件の捜査に発展して、
盛り上がる戦闘シーンへ続いていく流れは、構成の良さもあって引き込まれました。
○良かったと思う部分
『1』記憶喪失
記憶喪失だから世界の常識を知らない。
故に設定説明への導入が作りやすいのもポイントですね。
しかも、その世界では知っていて当然の記憶が欠落
(それでいて問題なく会話が可能な言語はある)
ということなので、実は異世界転生で現代人的な感覚の持ち主・・・
だったことになっても
『2』ネ…続きを読む