「分からないけど」を含む小説

一分と少しで読めます。

いっしょにいてもさみしい あなたの気持ちが分からない 自分がどうしたいのかも分からない 切なさ １０００字程度のショートショート５２作品目になりました

失恋した親友・酒田雄二が唐突に死んだ。 事故か自殺か分からないまま姿を消してしまった雄二の「フラれた理由が分からない」という一言をきっかけに、海井奏多は雄二の足跡を辿って行く。…

　世は平成の時代。妖怪やモノノケといった者たちが忘れ去られた時代に一匹の化け狐がいた。その狐はフサフサと柔らかい毛を持っており、綺麗な澄んだ目をしているとても美しいメスの狐である…

アレクはしがない荷物持ちだ。そりゃ、大冒険だってしてみたい。しかし、彼のスキルは彼自身にすらよく分からないスキルで。仕方がないので、凄いパーティで、荷物持ちとして頑張っていた。い…

　僕は滴野晃。そして幼馴染の北野原恵美香。恵美香がバスケの試合で勝浦先輩を応援し親しげに話すのを見ているうちに僕は胸の痛みに気づく。恵美香を見ていたいという感情と、もう見たくない…

一つの部屋の中に閉じ込められたのは、主人公。と勇者と魔王。（※重複投稿しています）

少年がいた。且つて魔法を信じていたし、世界の真実を知っていた。けれども、今は違っていて世界を信じる事を諦めている。どうしてかは、分からない。そんな彼の、彼の日常に至る非日常—――…

明後日はバレンタイン。 特にプレゼントの予定も無く取り敢えずテスト勉強をしている菜々の元に、親友の絵茉からSNSに救援依頼のメッセージが入った。 絵茉が作りたいのはなんと「チョ…

別れ話をされた後、どうしてみんな元彼を罵倒できるのか。 私にはきっと、一生分からない。

少し特殊な出自を持つ男子高校の亜月日々（あづき　ひび）は自分自身に生きるべき理由がないと考えていた。生きることに執着しない日々が、今なお生きている理由として、自分を救ってくれた二…

長い、長い時間、家族とはお世辞にも良い関係とは言えない状況だった。私、菅野遥架にとって味方は母と学校の友達。双子の兄である菅野顕斗からは冷たい視線とそっけない態度を取られ、父から…

　５月のある日、部活をサボった吉川ハルトはそのまま帰宅する事にした。その日もいつもと変わらない日常で、何事もなく普通に帰れるはずだった。 　しかし、この日の彼はいつもとほんの少し…

現代でも剣を捨てなかった少年・諱隼人は、風花澄香に狙われ始める。隼人は、剣を持つ故の《なにがし》の宿業に巻き込まれていく……。 【妖神（マガカミ）】 人を唆して悪行を勧め、災い…

ある日、突然、ある時、ある場所で。何も知らないまま人々はその森に召喚された。 中年の探偵が。小学生の男女が。イケメンのアイドルが。仕事をバックレた限界社畜が。 彼ら突如神を名…

自費出版はしない！ でも、上手な小説を書きたい！ それは、カラオケでみんながびっくりするような歌声を披露する為に、ボイストレーニングをするようなもの。 慣れない時代小説を書い…

人間と魔族の戦争である人魔戦争が始まって３００年以上の時が過ぎた。 もはや何がきっかけで始まったのかすら分からなくなった戦争。 血を血で洗い、何千という命が紙のように軽く破れて消…

山咲桜（やまさきさくら）は.....まあその。 無口だ。 身長が１４０センチぐらいしかなく。 あくまで無口で美少女で童顔。 つまり.....小動物の様だ。 そんな山咲と俺、長谷…

出張帰りに買い物をし、電車に乗っていたら急に睡魔が。 夢なのか暗闇の中から声が…、駅員かと思ったらどうやら違うようで声の主が言うには、元居た世界の過去と同じ歴史を辿る世界、言うな…

***虫が苦手な方はご注意下さい***ある夜の話。仕事帰りの女と男が出会った理由は一体何だったのか。応募時のタイトルは「用心棒を雇う」コバルト文庫の氷河期小説賞選外でした。小説家…