「百合短編 百合」を含む小説

仲良しコンビの女子高生・汀（なぎさ）と光希（みき）は、学校帰りに寄り道した自宅アパート近くのコンビニで、寒さからレジ前に並んでいたおでんを買って帰宅した。 ノリでちくわぶを大量に…

生きる意味を見失った新妻マリアは、傷付いた少女に出会い、その意味を見出す。 新妻マリアは両親や夫に対しても自分の意志を貫き通すことができない。嫌々ながらも同行した夫の儲け話では賊…

レイチェルには生まれつき、人間に取り憑く「影」が見える。彼女の目に映る人間の大半は、醜くおぞましい化物だった。今の同居人のラナは、「影」に憑かれていない美しい女だったが、性格はい…

　ほくろがコンプレックスだった女は、全身のほくろを男に愛撫されて……。 　自主企画『指定したセリフを使って短編小説を書いてみよう。パート２』参加作品です。ですから、作中で使われ…

妄想たくましい独りよがりな女子高生の恋の話を書いてみました。

人間と魔族が野放図の覇権争いを続けるとある世界で、それぞれの国の戦士達から最強と謳われる美しい２人の女戦士は、幾度となく血みどろの決闘を繰り広げ毎回毎回引き分けていた。 今回も２…

中学までなんの趣味もなく、退屈な生活を送っていた少女"小日向あや"は、高校で「部員を募集していない」はずの天文部に勢いで入部してしまう。地方の進学校を舞台に、なんでもないような日…

◇リン・フロスト（１６） 公国立魔術学院の四年生。努力家で三年連続学年首席。四年目の今年も学年首席が確定的。努力の理由は特待生になってお金をかけずに学院を卒業したいから。妹を作っ…

昔は仲の良かった幼馴染 引っ込み思案な私と、明るく人気者の彼女 昔とは違う。 もう彼女は私の隣にいてくれる存在ではない。 勝手にそう思っていた…。 小説家になろう様でも連載版…

「愛してる」 　彼女が最後に呟いたのは私への愛の言葉だった。 　親友である高条真奈に呼ばれ学校の屋上に向かった私。そこには壊れたフェンスに寄りかかる彼女がいた。いつものように微…

いつもの光景が大事。

空飛ぶハンマーヘッドシャークが日本の夏の風物詩になって早十数年。 ある日、葉月の目の前に一頭のハンマーヘッドシャークが落ちてくる。 しかもその中から楓夏と名乗る少女が飛び出して…

ただシーツに2人でくるまってるだけの話。

私は桜という同い年の女の子と出会った。

久遠寺建設の社長令嬢、遥。 彼女には翼という名前の幼馴染がいた。 二人は旅行の約束をしていたのだが、出発当日、翼は遥の前から姿を消してしまう。 それから数年後、失意のどん底で何も…

百合ホラー

　山と空と畑。 　駅はもちろん無人で終点。 　そんなド田舎に住む水野鋼音（みずの はがね）は身長一八〇センチ、自他ともに認める野生児だった。幼少時から狸や鹿や猪と戯れており、双…