「SF パニック」を含む小説

第三回ハヤカワＳＦコンテスト一次通過 第十回小学館ライトノベル大賞一次通過作品 〝スイード〟。人間と袂を分かった植物が吐きだした有害花粉が世界を包んだ。 　人類の騒乱で唯一取り…

2050年、地球は他の星々の戦争に巻き込まれる 「地球人類緊急生存作戦」を発令した国連は各国と共同して脱出用の宇宙船の作成 様々な場所から宇宙船が飛び立つが、大半は戦争に巻き込ま…

陽の昇らなくなった日本。 闇の上空には、轟轟と轟音を立てる謎の黒い渦が…。 都市機能が崩壊した人々たちの間に拡散されたメッセージは、 「日本は危ない！北へ逃げろ！」 北へ逃げ…

　この文書は、私がサイバー犯罪事件を取材する中で見聞きした内容をまとめたものである。 　一連の事件で『犯人』として逮捕された者達。彼らは確かに、何らかの形で犯罪に関わっていた。…

正体不明のテロリストが日本各地に語彙力低下ウィルス振りまいた。感染すると著しく語彙力が低下してしまうこのウイルスを使って、日本を転覆させるつもりだったのだ。テロに巻き込まれた大学…

誰もいないこの街で……それでも君は生きようとするの？ ※誰もいないと言ってますが主人公以外にも登場人物はちゃんといます。

英単語たちは「ことだまカンパニー」という、現実世界とパラレルワールドにまたがる会社の社員として働いている。彼らを管理・監督するのは、社長から「話にならんレベルの英語力」と評された…

　根住（ねすみ）絹家（きぬいえ）は、宇宙船に乗って、火星から地球へと向かっている。その船は、一人用で、細長い形をしており、内部には人工重力が設けられていた。 　しかし、航行の途中…

重作業機械オペレーター、ユウキとカオリを襲う絶体絶命のアクシデント。 迫りくるタイムリミットに、危険予測システム「L-demon」がふたりに求めた行動とは。 近未来を舞台にした、…

「君からは極超短波が発せられている」 　彼女の言うことはそれこそ”電波”としか思えなかった――――。 　冴えないオタク中学生、万丈目・縁司《えんじ》は学校で流行ってる儀式「ジャ…

＂この彼女が俺の言うことを何でも聞くのだということを思い出して、俺はごくりと唾を飲み込んだ。アンドロイドとはいえ、彼女は脳以外の全てが生身の女と変わらない。その彼女を、俺は自由…

十六歳になった天城夕夜は、自身に宿る蓄電と放電の能力が雷撃となって繰り出せることに気づき、その力を世の役に立たせようとするも、上手くいかない。何をやっても駄目でドジばかりだけれど…

常日頃から2次元のお嫁さん『ヒヨリちゃん』との結婚を望んでいたボクであるが、ある日2次元嫁を現実化できるシステムを抽選でプレゼントするという。まんまと応募したボクは、クリスマス当…

西暦2050年──人間は情報と化し、増加した世界人口100億人がヒトゲノム（DNA）をスキャニングされ、コンピュータ上に転生した。 地球サイズのサイバースペースを有する、異世界空…

●序盤までのあらすじ 　中学三年生になったカナデ・ヒアリは団地と工場が立ち並ぶ町へと転校してきた。友達もできてクラスにも溶け込み順風満々だった。そんなある日、ヒアリはミチビキ・ツ…

現在とはつまり、未来から見た過去の遺物。 自動はさらなる自動を求め、手動はもはや高尚な趣味。 そして賀来千香子。さらに賀来千香子。

　ＵＦＯ、エイリアン、都市伝説、超能力、オカルト、代替医療、政府の陰謀…… 　インターネットで情報がやりとりされる現代でも、怪しげな情報が力を失うことはない。 　見下され、嘲笑さ…

ボールで捕獲されてペットにされたり勝負に使われたりする人たちのお話です。

かつて隔離された街があった。その街は死にゆく街だった。街の住人のほとんどは謎の病原菌に侵され、のたうち回り、やがて死体と成り果て路傍に転がっていた。病原菌を街の外に漏洩するのを防…

　ある日、カニクリームコロッケたちが現れた。 　空を飛び、カニの爪と脚を持つ自動車サイズのカニクリームコロッケたち。 　それは人類を脅かす存在だった。 ※とりあえずＳＦにして…