概要
ですから社長!僕らの英語力で地球を救えなんて無茶ですって!
英単語たちは「ことだまカンパニー」という、現実世界とパラレルワールドにまたがる会社の社員として働いている。彼らを管理・監督するのは、社長から「話にならんレベルの英語力」と評された、新入社員の中浜万三郎(22歳)たち3人のET(幹部候補生)だ。なぜ自分たちがここにいるのか納得のいかぬまま業務をこなすしかなかった彼らを待っていたのは、5日後に迫った地球滅亡の危機から、人類を救えという命令だった。本当に信じられるのは誰なのか? 「ことば」には力があるのか? 万三郎に思いを寄せる女性ET、福沢由紀の隠された真実とは? そして、運命の4月5日午前5時14分、地球はまだ存在しているのか……!?