「万人向け 怪談」を含む小説

1000字以内の短編小説集です。SFやホラー、ファンタジーが主になると思います。前作『習作図鑑』の改稿版もぼちぼち挟み込むつもりです。

第一回 川辺の創作怪談会 応募作 その三

第一回 川辺の創作怪談会 応募作

警視庁内部にすらその存在を知る者は数少ない、世に秘匿されたチーム、その名も特殊事案調査課。 寝食不要の万代課長率いるは、剛腕無敵の塩津刑事、妖艶なるドクター久良岐央子、そして霊媒…

裁判を開こう。 xの為、同胞の為に。

一話完結（予定）、練習を兼ねた短編集。どこからでも読めます。

小烏高校1年生、西園寺夜空は放任主義と思われる親から離れ暮らしたいと思い古烏町に越してきた。 この町に存在する「この世のものでは無い」存在と送る人情ストーリーの行方は… ※こ…

子供は木のそばで遊び、路上生活者は木の下で寝る。これだけで彼にはとても美しく見える。

明里と由美はいつも楽しいことを探してる中学二年生。ある日、学園の七不思議の話になり、その謎を確かめてみようと深夜の学校に忍び込んだところ…。

いわく付きの本。その本に関わった人々の人生の成れの果てです。

めんどくさがりな黒川樹は、噂好きの灰島圭によく振り回される。そんな圭が今回、持ちかけてきたのは『影が無い生徒』の噂。すぐ読み切れる短編ホラー。 「５分で読書」短編小説コンテスト…

真夜中の街は廃虚のように見える。この秘密は私たちだけが知っている。

大学生となった主人公明人は、念願の一人暮らしを始める。新しい住まいに胸を膨らませ、思いきってドアを開ける！ しかし、部屋の中には髪の長い女性が暗闇の中たたずんでいた………。

死体を見るために樹海に入った。

八幡（やはた）ミキの実家は神社である。だが、神社育ちであろうとも、ミキにとって未だかつて見たことのない神様の存在は、およそ信じるに値しない。それは古い道具に宿るとされる付喪神（つ…

空は暗く、彼女は一人で浜辺にやって来て、死んだ青い魚が岸に打ち上げられた。 頭痛がして癌が心配。海辺旅館に寂しく滞在。時々、他の部屋からのセックスの音。両親から遠く離れてこの海辺…

樹海でなにかに呼ばれた

小学校の教師である唯は、怪談話が異常に苦手である。 ある日、唯のクラスに転入してきた明は、通学路に現れる幽霊の怪談に興味を持つ。 心配する唯をよそに、明は怪談の真実を確かめようと…

ある日、高校生の『私』は、返り血に塗れた真っ赤なワンピースを着ているという『赤い女』の噂を聞く。 自らの顔を見た人間をハサミで切り殺すという『赤い女』。 彼女について聞いた者…

僕はいつも通り学校での授業を終え、家路についた。 夕方の独特な雰囲気と緩い上り坂のせいもあって僕の歩みはだんだんと鈍くなってゆく。 僕の背中に張り付く影は、傾いた太陽に照らされ…