「思い出」を含む小説

部屋のなかには闇と水しかなかった。 これから僕は、１Kの部屋のなかで世界を創世する。 彼女の思い出たちと一緒に。

アプリで知り合った彼との半年間のお話。短編読み切りです。

彼女は俺のことを何も聞かなかったし、俺も彼女のことを何も聞かなかった。 何も知らないふたりに起きた不思議な出逢い。

自販機の当たりを引いた瞬間、同僚の遠藤はトンチキなことを言い出した。よくよく話しを聞いていくと、遠藤は今まで７に良い思い出がないようで……

７が嫌いな女の子と特段なんとも考えた事のない青年の話。

梨穂子から折り入っての相談があると言われ、 放課後、茶道部の部室に呼び出されたので行ってみると……。 「だから……お願い！　かくし芸の出し物、一緒に考えて！」 ☆　☆　☆ …

初めての方は初めまして。 久しぶりの方はお久しぶりです。 パパ上こと、ともはっとと申します。 これは私が何十年と前のことをふと思い出した一瞬のお話。 それはある日の我が家のお…

『ディ・ア・レ・スト』の後日談短編です。イヴァンとスノウ、そしてハーバルにまつわるエピソード。 時系列でいうと、本編第十章ラストの数日後。外伝の二年前。 本編のジャンルはSFです…

プギーは以前住んでいた町を訪れた。 そこは焼け野原になって、ポツンと教会だけが遺っていた。 教会で出逢った神父が､以前のプギーの豚の姿で現れ､少なからずショックを受ける。

『KAC2023 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2023～』参加作品 自分のキラキラした名前が嫌いな麻生星夜は寝苦しい夜に思い立って思い出の高台にある展望台に向…

沼ってしまう相手ほど、自分には絶対手が届かない。そう感じてしまいがち。だから手を離したけれど、どうしたって思いだしてしまうくらいには、あの日々の中心にキミがいた、ってことなんです…

KAC20236に参加為ました。 よろしくお願い致します。

KAC2023参加作品。第6回「アンラッキー7」 高校最後の夏、勝利を目指しているのは選手だけじゃない。マネージャーも一緒に戦ってる！

自分のこともわからない主人公は歩き始めた。大切な出会い。大切な思い出も死んだらきっと無くなる。そんなのは信じたくない。

忘れていた十年前の少女時代の忌まわしくも哀しい思い出が、今還って来る。

思い出たっぷりの大事なぬいぐるみ、ルールー。大きくなってもルールーを手放そうとしない私に、姉は汚い言葉を吐いた。思い出を振り返りながら姉を想う、2000字小説。

※2022年8月の作品です。 　 読んでいただけると幸いです。 いいね、スキ、フォロー、シェア、コメント、サポート、支援などしていただけるととても嬉しいです。 これからも応援よろ…

　冷たい空気に肺を清められる感覚を、もう何度体験したことでしょう？　 　あと何度繰り返せば、あなたに逢うことができるでしょうか？ 　そんな物思いにふけながら、朝焼けに染まる東…