「#和風」を含む小説

「アタシは男の生贄を要求したはずだが」 「私も男神様に嫁ぐものと聞いておりましたが」 ひょんなことから夫婦（？）となることになった山の女神と村の少女ツツジ。 女はいらんと村にツ…

奇異國(キイノクニ)には、人型の白兎と帽子職人が住んでいた。 現世とは離れた異世界。昼と夜が2分割して同時に存在する。 そこに、別の世界からの旅人が、不慮の事故で流れ着く。 違う…

ある日、学校の屋上に魔物が襲来。ヒロインＶＳ全校生徒の『死の鬼ごっこバトル』が始まる。主人公はいじめに荷担していたメンバーの一人であるヒロインを助けるのだが…… これは人と人、…

広島、１９４６年8月6日8時15分、時間が止まった。 ⭑この作品はフィクションですが、広島の原爆を基に作った作品です。ですから実在する場…

時は古、極東の島国には妖魔が跋扈していた。 天朝という都にはその妖魔を祓うとされる伝説を持つ「鎧天」という代物があった。 妖魔に両親を殺された少年、陽太は、日輪祭という百年に一度…

昔、寝太郎と呼ばれる男がいました。干ばつで村が大変なのに、昼間から眠りこけて、怠け者だごくつぶしだと言われ続けた彼。 これから妙案を思いついて――って、旅の舞人が先に雨乞いの儀式…

略奪、殺戮、誘拐、焼き討ち。何でも御座れの大和武士。その中でも特に狂暴と云われた蛮東武者（ばんとうむしゃ）の一人、足城頼将。通称・新九郎の立志伝！ 後世、最初の「戦国大名」と呼…

忌み子。 産まれながらにして強大な鬼の力を持ち、忌み嫌われる存在。 そして忌み子は迫害の対象になる存在。 だが、忌み子として産まれてきた少年、忌助は最悪の日々は過ごすことはなかっ…

鬼を鎮めるための生け贄となった少女は 麗しい女性の鬼・薊(あざみ)と出会う。 食べられてしまう運命だったが薊は少女に興味を持ち…。 百合です。 ゆるいですが残酷な描写と性表現が…

祖父の遺品である風鈴を譲り受けた高校生・湊（みなと）。祖父はどういうわけか、冬の日でもずっとそれを窓辺に飾っていたのだが、その理由は誰も知らなかった。 しかしその1年後、うだるよ…

　其の乱の始まりは妖峰の大噴火 　戦国の世から100年――宝永大噴火を幕開きとして、日ノ本は再び動乱の時代を迎える。 　噴煙とともに現れたのは夥しい数の妖怪だった。国中の猛者を…

とある大学に通う学生南雲峯一は、帰り道とある物を見つける。 それは、倒れたタヌキで彼は家に持ち帰り、タヌキを飼う事にした。 だが、そのタヌキの正体は化け狸で……

カクヨム、初投稿です。 少し考えさせられる、口語自由詩。 読む人ごとの解釈と、私の意図と、各自の思いが混ざればいいなと思います。 ものすごーーく久しぶりに詩を書きました。小学生…

女っけのない男子校から共学校への転校で期待に胸を膨らませ、３年ぶりに以前住んでいた町に戻ってきた前川圭太。 久しぶりの我が家だったが何かが違う。隣の敷地に以前は無かった純和風の…

江戸の時代。 燃える屋敷とひとつの悲鳴が、家路を急いでいた橘宋司の足を止めた。そこで、自らの刀を振るった宋司は己の運命を動かし始める。 崩れた時計は死してなお秒針を動かし、時を刻…

椿は、指の数しかものを数えられぬ むつかしい言葉は、覚えきれぬ しかし椿は、力だけは強かった 毎日欠かさぬ腕立て伏せ 鬼をもどつくその馬鹿さ 闇に潜むは悪党あやかし 馬鹿の椿…

ダムを見学した帰り道、突然の豪雨に見舞われた二人の男女。 必死に雨を避けたどり着いたのは、古民家を改築して作られた古ぼけた博物館だった。 そこで二人が遭遇したものとは。

　※完結済み 　お節介を焼くのが好きな俺、鈴木縁はある日、親友から一目惚れをした相手がいると相談される。 　お相手は同じく、俺の幼馴染で親友の女の子。和風美人な容姿に親しみのある…

「殺伐感情戦線」の「鉄」、参加作品です。 祖父の後を継ぎ、ひとり刀を打ち続ける少女・黒。気に入らない作品は残らず叩き折ってしまうため、彼女はついにひとつも刀を完成させることがで…