「見たくない 短編」を含む小説

　冷たい空気に肺を清められる感覚を、もう何度体験したことでしょう？　 　あと何度繰り返せば、あなたに逢うことができるでしょうか？ 　そんな物思いにふけながら、朝焼けに染まる東…

こちらはKAC２０２３の第５回目の題材「筋肉」をテーマにした賀来家の日常です。 今回は長女である、「賀来藍」の物語です。おばあちゃんとの話です。 ぴったり７７７文字で書いてみまし…

夢に現れた不思議な出来事を綴る、幻想的な短編。角川文庫『文鳥・夢十夜・永日小品』所収。 （※キャッチコピーは本文抜粋）

月の稼ぎが十万円も満たない掃除夫として働きながら、四十を越えても実家暮らしの私は母の面倒を見続けている。 春のような二月のある日、弁当屋のテレビコマーシャルを見ていた母は新商品の…

私のためにと日々筋トレに励み体を鍛える彼を、私は複雑な気持ちで見ている。 とある事件をきっかけにすれ違ってしまった若いカップルの、少し苦くて切ないお話。 ◆ KAC2023…

どんなにかわいいと評される男の子でも、ちょっとした際にやっぱり男の子なんだな、って感じる瞬間あるよなーっていうお話です。強い女の子は、自分より強い男の子見てそういうのを感じて欲し…

教室の隅にいる荒牧くんが、ずっと私を見てぐる。 じ、自意識過剰すぎるだけじゃ、ないと思う。

わたしの細い体を見て、ウィルが一緒に体を作っていこうと提案されました。 特にイヤではなかったので、誘いになることに。 そしてサラリウムの町中を走ることになりました。 運動は得意…

我々は、伝説を追い求める調査隊！今宵、我々が探すものは……！

中学生男子が、授業を受けずに妄想して遊ぶお話です。 めちゃくちゃなお話ですので、解説している話を作りました。ぜひ見てみて下さい。

KAC20235お題『筋肉』参加作品。 お題をもらってもネタが浮かばない物書きの物書きによる物書きのためのエッセイ。 何か参考になると思います。 でも読専さんも読んでもらえると嬉…

ある日、友達が見たという妖怪は、どうやら目玉だけらしい。 目玉だけでどうやって動くんだ、と気になった。 KAC参加作品＜お題：筋肉＞ 筋肉がお題って、ちょっと難しすぎませんか？

深夜、大学生の主人公に突然かかってきた電話は、高校三年生に進級した春に疎遠になった幼馴染からのものだった。 「振られた！　彼氏に！」と喚く幼馴染の話を聞くうちに、疎遠になった理由…

閉店後、深夜の書店を徘徊する様子を撮影する事になった有隣堂書店の看板ミミズク・R.B.ブッコローと文房具バイヤーの岡崎。 真夜中二時、二人は書棚の奥で見てはいけないものを見つけて…

深夜に近所の公園へ散歩に出かけると、満開の夜桜を見つけた。 今はまだ3月初旬。まだ桜の時期じゃない。 そこで僕が見てしまったのは「死神」だった。

「僕」は電車の中で女性の絵が書かれた小説の広告を見た。あまり小説を読まない「僕」はその帰りにその小説を手に取る。 それを読んだ先に、何があるのか。小説の讃歌となれば幸いです。

夜の散歩をしていた私は見た事のない男に出会う。

デスクワークで朝から晩までエアコンのきいた社内にいて、帰りは電車やバスでさっさと帰ってしまうから外など見てもいない。 そんな日々を繰り返しているからか時々、季節や 曜日を忘れると…

私はある夜、夢を見た。 満天の星空の中を走る蒸気機関車に乗っていた。まるで銀河鉄道のような。

深夜のコンビニ帰り。散歩がてら、なんとなく回り道をして帰宅していた修哉 (25歳・独身) は―――見てはいけない光景を目にしてしまう。 ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認…