「短編 女主人公」を含む小説

夕暮れが来て、街中が橙にそまる時間。おじさんは瓦斯灯に火をつけて歩く。 あたしはその隣を歩くのが、なんでかな、好きなんだ。

　サキュバスだって、魔王だって人には言えない苦労があるとは思うんだ。でも夜毎にそれを聞かされるってのはどうなんだろう？ 　砂時計の契約に縛られて今夜も沙希さんは異世界に飛ばされ…

読み切り百合短編のオムニバスです。 ジャンルは社会人モノやSFや心霊など色々。 思いついて書いたらアップ、程度のものなので更新頻度とかあまり考えてません。 百合マインドミー！

　帰る時間の決められたシンデレラと、走り続けるメロスの時が交わったのだと思う。だからこの恋はこんなにも綺麗に散ったのだ。 　これは何の変哲もない「私」と、少し不思議な彼氏の話。

２０５０年代に訪れた大災害人造魔生命災害【バイオデビルハザード】その中心地となった日本。 列島が引き裂かれ首都を東西に持つ姿となり、なお人々が懸命に国家再生に向け進んでいた。 …

魔族と呼ばれる存在。それがこの世界で物理的に証明された時代の物語。 ２０５０年代に訪れた人造魔生命体災害【バイオデビルハザード】により大地が 引き裂かれ、世界に魔力干渉嵐流と野良…

元女騎士マリーが一目ぼれした公爵のためにメイドとして働く日常。 少し猪突猛進なマリーと公爵の出会いから事件解決までの短編です。 ２万字ちょっとのお話。

難波涼子は三日前に、同じクラスの三枝和臣に告白をされた。しかし、涼子はその返事を保留にしてしまっていた――。 一人の女子高校生の苦悩や葛藤を等身大に描いた、青春と恋のお話し。

仕事の成績が良くなく、気晴らしに観覧車乗った主人公。 だがそこは観覧車などではなく、馴染みの景色が広がる。私の知らなかった事実と優しさ

俺はイグニス、ドラゴニア王国って国の第一王女だ。 俺は今日、純人の婚約者と結婚するんだけどよ……その婚約者は俺の好みとは全く真逆の奴だったんだよ。 何でこんな奴と結婚しなきゃ…

魔女っ子シャインが美少女の友人リタと作る花の根で作るスィーツ。薄紅立葵（ギモーブ）は優しいお味。ライバルと食べても笑ってしまう程おいしいのだ。 「光のポーションスピンオフ」になり…

とある骨董屋でみつけた、極々普通の大学ノート。 ただ、そのノートには‶未来ノート″とだけマジックで書いてある。 嘘か誠か、私はそのノートに願いを込めてあることを書き殴る。 だが…

高校一年の寒い季節に転校してきた彼。 その彼は、頭のネジが一本――いいえ、ネジなんてきっとない。 とにかくバカでアホな、とんでもないヤツがやって来てしまった。 彼はもう終わってい…

麦わら帽子に、白いワンピース。そして、彼の浮気。思い出はすべて記憶の彼方にある。 ※行間つめつめで恐らく読みにくいと思われます（意図的ですが）。文章も生硬です。それでも読んでく…

家具卸商人の男が未亡人の女へ宛てた十二通の手紙。 全文で四千文字程度の短編ですが、手紙毎に分割投稿します。

私には付き合ってる人がいる。国際コンクールで優勝した、将来有望なピアニストの彼。かっこよくて楽しくて、さり気なく優しい。彼と一緒の時間を過ごすのが、私の毎日の幸せ。 でも、そんな…

　わたくし、シュティリア・ホールオブ公爵令嬢は前世の記憶を持っています。 　流行り病で生死の境を彷徨った時に思い出したのです。 　この世界は、前世で遊んでいた乙女ゲームに酷似して…

夕暮れの廊下を、私は幼馴染みに連れられて走る。これが最後だから、思い出作りにって。 手を離さなきゃってわかってるのに、振りほどけない。わかってるのに。こいつが友達と付き合ってるっ…

天真爛漫な女子学生、宇多麗。 小柄で笑顔が素敵で、そして礼儀正しい。 そんな彼女は一つの病気を抱えていた。 彼女には「もの」が「人」に見えるのだった…… ちょっと切ない短編…