「桃色」を含む小説

（シリーズ二作目ですが、それぞれ独立した事件を扱っており、前作未読でも、この作品単独で楽しんでいただける仕様です。よろしくお願いします） 　占い屋を営むゲルエイが、同じ露天商の…

　鮮やかなる者《ヴィヴィディア》の国、セルクリコが内乱で滅びた。 　人質として他国にいたパニー姫は、自分だけ生き延びたことを気に病んで笑顔を失う。 　そこへ牙を持つ凶相の男・アシ…

【「ファミ通文庫大賞（第1回）」「ネット小説大賞（第8回、第10回）」一次選考通過作品】 　かつて王都の警吏だった騎士ピペタは、左遷されて、今は地方都市で勤務している。彼が非番の…

麗かな春の日和が、終わりを向かえようとしていたが、この"オネェ"の個性は常に桜満開だった。 警視庁のとある応接室にて、日々、職員のメンタルケアを行うカウンセラーがいた。 臨床心…

【Story】 西暦二〇二二年。近未来のウィーン、壱百万都市（ミリオポリス）。かつて都市を襲った連続テロ――〈魔の二〇十六年〉と呼ばれた年から六年の歳月が流れ、復興をとげる〈ロケ…

【「ネット小説大賞（第10回、第11回）」一次選考通過、エブリスタ「新星ファンタジーコンテスト第18回『チートなし異世界転生』」佳作】 　幼馴染マールと共に冒険者をしているラビ…

アキクサインコは桃色のカラフルな色合いが魅力的で、大人しく声も小さい可愛らしいインコです。 ペットショップに並んでいることは少ないです。 この話を読んで気になったらググってみてく…

「４月２６日、隕石の衝突によって海は干上がります。大いなる旧き支配者は、世界に再び翼を広げるでしょう。そのあと、特殊な粒子を散布して、海洋陸生問わない生物を守るバイトをしませんか…

ある老人の前に現れたのは”カタリ”と名乗る少年だった。

三題噺（さんだいばなし）とは、落語の形態の一つで、寄席で演じる際に観客に適当な言葉・題目を出させ、そうして出された題目3つを折り込んで即興で演じる落語である。ウィキペディアより

乖離を生む薄皮を一枚剥がすと、そこはとても弱々しい地肌だ。その柔らかく湿った桃色の地肌を、人は誰かに守ってもらいたいのだ。

とある日に、突如として”ラッキースケベ”という新しい病の患者が出現した。 そして政府は次々増える新病患者を『加倉井』と呼ばれる街に幽閉することに決める。 表向きは―――短期間…

１０秒で楽しめる詩を書きました。

チクタクチクタク 　　　　チクタクチクタク 　　　　　　　　　ボーンボーン お城にある古いからくり時計。 その鐘が二回鳴り響く時、私は姫さまの前に姿を現す。 「もう、まちくた…

（題名を『青い蝶と桃色の花』から『青い蝶の恋』に変更しました）

過去のちょっとしたトラウマから、デッサンばかりを描いてきた主人公。しかし、美術部の先輩に影響されて―― 全三話。

毎年春になると、桃色の雪が入り込む病室で僕は君に出会った。僕は君の声も名前も知らないはずなのに、何故か君のことを知っていた。 高校二年生だったはずの小林 駿(こばやし しゅん…

【あらすじ】 姉の言い訳と妹の正論。 理不尽な言葉と正しい言葉。 これがカレンとコトハ、皇姉妹の日常であった ー。 終わりゆく世界のなか、ひとりの少女が今、立ち上がる！ 【登…

一人の死神は、一人の少女を「迎え」に来た。

わたくしはアデレイド・桃花《モモカ》。 御近所さんでも愛らしいと評判の明るい白銀の髪と濃い桃色の瞳の容姿は、地球基準では十二歳前後といったあたりでしょうか。二十一世紀末頃の地球人…