「仏教」を含む小説

　剣劇文庫の主人公ー明王乃白留《あきお　のべる》は、ファンタジー小説新人賞を受賞しようと夢見る編集バイト兼小説家。 　彼を見守るベルトリー＝ウイズダム編集賞（アメリカ人の振りした…

ウィルスによる感染症の蔓延は、田舎の高校生活にも無関係ではありません。 たとえば、演劇部の活動はそれほど話題にも上らず、顧みるものもありません。 ですが、みんな真剣です。 高校生…

二つの縛りのある企画に参加してみました。 延暦寺さんの「海と、夕日と、風と。――第一回“描写”短編小説杯」 ①海上・海岸を舞台とすること。 ➁夕日・風の描写を入れること。 ③スト…

約、4年間考察、創作に頭脳と時間を費やした長編作品です。タイトルの蘿媽那という読み方は（らぼな）と読みます。私が生きている中で大長編になる作品になると思います。そのぐらい覚悟を持…

主人公である小野寺高校２年生の写真部に所属する池ノ上空也は、何一つ自身が勝るものが無い優秀な弟に尊敬と劣等感を持ちながら日々を平穏に過ごしていた。 ある日、少女に「わたしの眼にな…

　やや狷介な気性の二枚目高校生・根室重光と温和で情の深い性格ではあるが愚鈍で一言多い従妹の幽香。偶然、自宅の神棚から神仏への信仰心を電気エネルギーに変えて蓄えた魔導具・神電池を発…

旧約聖書の中でも特に議論の分かれる『ヨブ記』を単体で（岩波文庫にて単体で出ています）平均的日本人の仏教信者（個人的にはたぶん禅宗寄り。でも、クリスマスにはモスバーガーに行き、元旦…

人々を救済すべく、天界からやって来た狐と山犬が、マントラを唱え、九字を切って霊符と法術を自在に操る冒険ファンタジーです。 < あらすじ > 大昔の日本国でのこと。 山道を歩い…

禅僧の悟省は絵が得意である。天狗になる悟省に禅師は修行として鵺（ぬえ）という化け物を描くように言いつける。次第に絵にのめり込み、鵺に魅入られていく悟省に狂気が忍びよりはじめる。悟…

あんなに仲の良かったおじいちゃんが亡くなったのにさみしくなさそうなおばあちゃん。 主人公が理由を尋ねるとゆっくり話してくれます。 朗読台本です。

これは東洋ファンタジーです。 みんなが書くファンタジーが西洋ヨーロッパ風なファンタジーばかりなのに疑問を感じ、本格的な東洋ファンタジーを書こうと東洋の文献について調べてきた作者が…

　「詩も読んでみたい！」と言われたので、答唱詩編ぽく書いてみました。 　冊子版はサークル史上最速で全体の半分近く売れたヒット作です。

仏教的な小説という企画があったので応募してみました。私が参加したことのある、観音講で先生がいわれたことを、一寸引用してみました。 ちょっと長いお話ですが、読んでみてくださいませ。

おいたんは毎日神様に祈る。 でもその神様は一つの宗教のカテゴリーには当てはまらない。 キリスト教神道仏教なんでもござれ！！！ そんなおいたんの宗教にまつわる小ネタを書きました。 …

2020年4月4日の夢にでてきた話です。 たんなる夢です。 英語は苦手なので、英訳に誤謬がありましても御容赦ください。

異世界に転生した際に、特殊なスキル/能力と引き換えに、どうやら、「それぞれに何かを失なった何人もの自分」に分裂してしまったらしい少年。 そして……自分同士の戦いが始まった……。 …

大乗仏典のひとつ「華厳経」。 日本では東大寺で毎年学ぶ仏僧が読んでいる経典です。 どんなことが書いてあるのか知っている人は少ないでしょうから、江部鴨村訳「口語全訳　華厳経」を４９…

一体、執着を断てというあの仏教がどうして恋愛に？ 愛別離苦なんのその。 般若心経の強力さを思い知れ。 色即是空空即是色が恋に悩むあなたを導く――。

その土地には、「少年の形をした死」が存在した。 少年は死者を導き、森へ行く。数多の生命と関わる中で、彼にとっての救済はいかにして生まれるのか。 山形県のモリ供養の風習、諸伝承を下…

若くして病に倒れた男、マタヨシ。死後、悪霊となって迷い込んだ異教の辺獄で、死神プルートーに出会う。その後、仏教世界の冥府に下ったマタヨシは、賽の河原、六道の辻、餓鬼の砂漠、地獄の…