「七月」を含む小説

地元を出て東京の大学に通う結子は、「人を好きになれない病」だった。だれかに好きになってもらっても、好きという気持ちを返せない。誰かを好きになればわかるよと、友達は言う。卒業前の最…

七月と言えば七夕。七夕と言えば七月。 「七夕」ってずっと見てると、ゲシュタルト崩壊しそうになる。 今回の主人公は、ゲシュタルト崩壊どころか人格が崩壊したヤツが３人。 ３バカーニ…

2年前、海で自殺した舞浜海憂。だが、海憂はある生徒をいじめていた。本当に自殺だったのか―――あるいは殺人なのか。そして、どうしていじめの主犯格が自殺したのか。 その理由を海憂の妹…

ひいろは大人しい少女。友達ができず、小学校ではいつも寂しく暮らしていた。 しかし不思議な店を訪れたことで日常が変化し始める。大魔法使いの力を受け継いでいると告げられ…… 僕の小…

エレフセリアの第二王女アイビスは、自分で作った翼で空を舞う事を夢見る少女。 様々な確執や陰謀に負けない明るさを保つ彼女の前に、ある日、人魚の青年が現れる。 それは過去への回帰と、…

　七月中旬、五十三になる水本郁人は独身アパートへ夕方帰宅すると、二階からテレビの大音量を浴びる。この日に越してきたようだが、集合住宅のマナーの知らなさへ憤慨する。その日、三階の男…

〔～招待状～ 人の形は神の似姿。人形(ミクロコスモス)はあなたの願いを叶えるでしょう。 【――】を、あなたへ贈ります。肌身離さず持っていてくださいね。 それでは七月七日、ショコ…

個性なし！趣味もなし！取り柄、全くなし！ 自称・不良品人間、中一女子の夏野ころな。 お母さんは失踪し、お父さんは（たぶん）亡くなってるけど、大会社の社長の「おばあ様」から助けても…

七月は何がうたえるか一日一篇（お休み有）

自主企画『なな月の詩』のための、詩集。五篇。

海に近づいてはならぬ。 海開きの式典を前に、海霊との"根回し"折衝を補佐するある役人のお話。

※虫の描写があります。

書けなくなった亮夫は、自分の限界を悟った。

二十三歳。会社員の秋崎伴也は、長身・釣り目、趣味は人間観察と読書という何処にでもいる普通の男。 ある日彼は、中途採用された事務係の宇佐見菜穂と出会い、仕事に慣れるまでの間、教育…

夏ですね。と言っても今年の梅雨（2020年）は長く、七月になってもなかなか明けないものです。早く素敵な夏空が見たい！そんな思いを込めて描かせてもらいました。

織姫と彦星は年に一度、 七月七日の夜にだけ天の川を超えて一緒になることができる。 離れて暮らす二人にとって、次に会えるのは一年後。

聖剣『フォルティス』と魔剣『オディウム』の存在をもって、勇者と魔王が繰り返し相争うシュレンダイン大陸。 長く続くその戦いの裏に込められた秘密が明らかになる時、世界は変転を見せる。…

　令和元年七月六日。とある小説サイトに、人生で初の投稿をする。文は僕から始まるけど……女の子。つまり『ボクッ娘』だ。そして、名前は『梨花』だ。この日の登校中、ふと浮かんだタイトル…

※ファミ通文庫大賞用のあらすじは末尾に記載します。 高校生の栗山翔は、転校生の三枝芽森から「自分がかつての恋人だった」と明かされ―― 日常の中、三ヵ月ごとに彼女を取り戻すラブ…