りかのじかん。
大創 淳
序章 令和元年七月六日、初投稿。
第一回 僕は女の子。名前は梨花。
――ということで、よろしく!
読むのは察しの通り『りか』
漢字二文字を用いて『梨花』と書く。
名前は女の子だけど、一人称は僕だ。
つまり僕は、自分のことを『僕』と言っている。序でに言えば『喋り方まで男の子みたい』と、よく言われる。ママからは『直しなさい』と言われるが、中学生になっても直らない。ずっと、きっとこのまま『ボクッ娘』を続けるのだと思う。
……こう見えても、
とはいうものの、文面だけだからわからないけど、ちゃんとした女の子だ。
着ているものはブレザー、スカートというスタイル。
それが学園の制服だから、女の子は皆同じだと思う。
色は上から白と紺。靴下は白。主に原色だから、もしフィギュアやプラモデルになったとしても、着色……塗装はしやすいと思う。筆塗でも大丈夫と思われる。
ま、プラモデルは趣味。宇宙服型のロボット大好き。
「もっと女の子らしい趣味はないの?」と、ママは言うけど、大好きだから仕方ない。
靴だけは個人。学園の規定はない。
スニーカーで、白と赤が絶妙なバランスを保持。
髪はエンジェルリングの黒。ボブだ。背中まで伸ばしたことはない。
……と、まずは簡単な自己紹介だ。フルネームは『
ジャンルはエッセイ。タイトルは『りかのじかん』だ。
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