「ネコ？」を含む小説

【第一部　本の舟・完結】 大洪水を生き延びた一握りの人々は、周辺を水で囲まれた塔の中に幽閉状態となった。食料の備蓄も尽きかけた時、そこにあったのは、洪水前に運び込まれた大量の書物…

ジャンピング土下座、爆発コロッケ。 自覚はなかったけれど、普通ではなかった豆ははこの食事運(と色々)エッセイ、再び、です。 前作よりは薄味かも知れません。 そして、前作への皆様か…

人間の脳に寄生して幸福を食い荒らす『幸福虫』が蔓延し、幸福を想起させる物が厳しく規制された世界。幸福誘発物の回収人であるネズミとその妹ネコは、幸福虫の危険から解放され、幸せが約束…

短歌って、もっとめちゃくちゃやっていいと思うんですよ。 火木土に更新してます。

これまで幾度も激論が交わされて来た、猫たちの『十二支』問題。 神様の呼び掛けで動物たちが集められ、遂に『十二支入替』の議題が話し合われる事になりました。 干支制度の版元からの思わ…

　ニャ界。 　それは、失恋の涙が映し出す世界。 　このお話は、失恋の果てに絶望し、ニャ界転生した、ある少女の伝説である。 　　　　　　　(=^・^=)ｳｿﾆｬ~

神奈川県、鎌倉市と逗子市の間にあって、平成の大合併に取り残された海沿いの街、逗浜（とうはま）町。 その逗浜西高校に通う天文部員の２年生、田山斗和（たやま・とわ）は夜中に月の観察を…

ある家庭で飼われているオス犬とメス猫が、偶然にも同じ夢を見た。 そこでは言葉が通じると分かった２匹は今まで気にかけていたことをぶつけあった。 「どちらがよりよりご主人様に愛され…

童謡『いぬのおまわりさん』から着想を得ました。 とある小さな村に勤務する犬のお巡りさんが迷子の子ネコの親探しをするお話です。

狗山朔太、ただの男子高校生……なのだが、ネコと会話ができる特殊な力を持っている。 ある冬の日の放課後。友達以上恋人未満の先輩である東堂アリサに、野良ネコから「木から下りれなくな…

ボクは王子さまと呼ばれている。 でも決してボクは王子さまなんかじゃない、ボクはネコなんだ。

「探偵社アネモネ」には三人の探偵がいる。 ツンデレ気質の水樹。紳士的な理人。そしてシャムネコのように気紛れな陽希。 彼らが様々な謎を解決していくミステリー。 しかし、その探偵たち…

【短編】 妹を迎えに来た神社のベンチで眠ってしまった俺の見る夢

愛玩ビトは、外国のペット業界が、イヌやネコよりも更に売れるペットの販売を目的として、人間とイヌ、及び人間とネコの遺伝子を掛け合わせて開発された新種のペットだ。左記の経緯から、愛玩…

ペットロス後の日常生活で感じた、亡くした小さな家族の気配。 同じような経験をされた方、いらっしゃるでしょうか。 錯覚でもいいから今は見えなくなった子たちの存在を感じられるとちょっ…

サンタクロースが仕事を終えた後、どこに行って、何をしているのかという、お話です。 ・ジェド・マロース・・・ロシアのサンタクロース。大みそかにやってくる。 ・雪娘(ゆきむすめ)・…

　満月の夜―――― 　ご主人様が深い眠りについた満月の深夜、土産を咥え、物音を立てない様に家の外に出る。 　ネコの国へ帰る為―― 　主人公のリチャードは国の為に人間国（にん…

コロナ以前・ＡＩ普及以前に書いた作品ですが、もう少し先の未来を前提とした設定が、再読して意外と足早に近づいてきている感を深くしています。 人に害を及ぼす未知のウィルスへの対応。進…