「ああ」を含む小説

　通りすがりのサディストこと、浪人生：茶堤祭介はある日泥まみれで倒れている女子高生に遭遇する。半泣きで起き上がる彼女を見た彼はついつい声をかけて――。

え？総理大臣を呪い殺そうとしている奴がいるって？ ほっとけば、そんな小物。 なに？そうもいかない？ ああ、めんどくせぇ！ ちょっと行ってシメてやる！

高校生時代に現代国語の課題で書き下ろした掌編です。 作品の原案は、中孝介「夏夕空」の歌詞です。 今読み返すと反省ばかりが浮かんできますが、私の創作の原点ともいえる作品です。

バチ当たりって信じますか？ 小指とかをタンスにぶつけたりすると、「ふざけんな！！」と思うか「すみません！！！」と思うかの二択があると思うんです。 何が言いたいかというと、直前に…

ギャグオンリーの短編集となっております。 途中まではまっとうな日本昔話です。

この世界が誕生してすぐに神という人から付けられる名 そして、その神が俺を動かす・・・

天才と変人は、その人が評価されたかどうかで、天才か変人かの判断が下されるよね。 ああ、凡人はそうゆうカテゴリーに属さないから分からないんだったね。 僕はそんな凡人になりたいと心…

　女たちがこんな調子でいるからこそ、職を持たず気ままに暮らすおれは餓死せず生きていける。 「ねえ、ダンちゃん。お揃いのネックレス。クリソベリル・キャッツアイ」 　三万語の被害…

　――ああ、彼女がほしい。 　この一文だけでどのような灰色の青春を送っているか想像のつく少年、清明駆はある日、妖しげな老婆と出会う。 　その老婆曰く、自分は恋愛を叶えることができ…

秋田県に白神山地というところがあって、ブナの原生林が残されている。 そこに犬たちの王国が存在していると、隣のジェームス君が言った。 吾輩は向かいのキャロラインちゃんとその王国をめ…

　尖塔の天使は、「尖塔」と呼ばれる超巨大建造物の内部で活動し、その労務を全うするために生きる人々の総称だった。 　天使のひとりカウルは、圧縮睡眠室の窓から、眼下の街のあるロード…

以前、企画のプレゼンにと書いた「アリスNo.6」の周辺を描いた連作集。 周辺を描いた、というだけあって、本編が存在しません（ぉぃ 読む際には以下のポイントだけ押さえて置いて下さい…

大衆演劇と云えば・・・ よくも悪くも注目されるのが あの一万円札で作る「花（ご祝儀）」。 踊ったり、歌ったりする役者の胸元や帯に ≪フツーの主婦≫が何枚も何枚も、 時に帯状や輪っ…

私こと多々良さくらは平凡な女子高生。 そんな私の席の隣には、天才とは称されるが、孤立しがちな関崎あおいの席がありました。 この話は、平凡かつ善良を自称する女子高生多々良さくらが…

今日図書館に行ったら面白そうな本が二冊並んでたから両方開いたら片方は「東京は凄い街だよグローバリゼーションばんざーい！」みたいな内容でもう片方は「電脳都市における闘争はうんちゃら…

カクヨムを楽しみ尽くすために書いていきます。 タグ機能活用・より読者を増やすためにはどうしたらいいか等、ああでもないこうでもないと意見交換が出来れば良いですね。 ２次創作可：エ…

あああ

「先輩はどうしていつもああなんだっ！」 「夏目君の周りってさ、いっつも新しい女の子がいるよねぇ」 「何言ってんの、そんなわけないでしょ……私はいつだって、葉山さん一筋ですから…

　隣人は路地裏の闇を具現化したような男だった。 　その恋人は、本来その地に差し込むはずであった光を全て奪い取った、真っ白な女神のような彼だった。 　ああ、今日も彼のために、夕闇は…

ボインと言ってはいますが、そこは各自の好き好きですので、皆さんのご想像に合わせたお相手を思い浮かべればいいと思います。 俺もそうします。 ああ僕は今、世界一の悩める人さ――。