「次へ」を含む小説

立花葵は３０歳という若さでこの世を去った。 と思ったら、自称神様という白い発光物に逆行してみてと言われ、２０歳の頃に戻っていた。 なぜ、両親の葬儀の次の日に戻したのか問い詰めたい…

海に浮かぶ小さな一つの島。 中央の都市からはもちろん、周囲の都市からもそこそこ距離はある。 その島へ隠遁の賢者を探しているという一人の青年・シオンが立ち寄った。 島の入り口にいた…

領主館の厨房で働く、下働きのサシャ。 ある日、仕事中に女料理人の首元に、虫刺されのような痕を見つけて質問する。 まだ若いサシャには、男女のことは分からないことだらけで…。 領主…

「ドロシー嬢、頼む！　シリルを譲ってくれ！」 国王の要請により、ロンズデール伯爵家の次期当主ドロシーはシリル・アボット伯爵令息との婚約を解消した。王都の怪異を鎮めるのに必要だった…

楽しいから読む。軽い気持で洋書始めませんか。小難しい文法の話や「では訳してみましょう」は無しで。実際に洋書を読み進めながら、思うことを綴っていきます。まずはアガサ・クリスティー『…

　第二次世界大戦終結後。来たる冷戦、テロ、そして『超常犯罪』に備えるため、日本を含めた西側諸国で作られたのが『特別認定武装私人(Private Citizen Armed / A…

この説明は前作である「第三次世界大戦-予言者と未来人の歴史-」を改稿、編集したものです。 実際に起こるかどうかは分からないので（当たり前です）一応創作として御覧ください。 あなた…

　月一に開催されるリーヴェ王国最強決定大会。そこに毎回登場するアッシュという少年は、金をもらう代わりに対戦相手にわざと負けるという、いわゆる「八百長試合」をしていた。 　だが次…

【Maris Stella －最後の審判－】 　西暦2037年10月9日。 　第三次世界大戦の混乱の最中に突如空に顕現した天空城塞イデア・エテルナの宣告と共に、世界は人類が生み…

人間は最初、神様に火を望んだ。 火の次に人間は、奇跡を望んだ。 そして魔法は、今では人々のものになった。 ある人は言う。森羅万象の全ては魔法現象で説明できると。 それを聞いて人々…

世界の裏側は闇が満ち溢れている。闇の中でもがきながら、必死で微かな光を探している。 微かなもので良いのだ。それさえあれば、終わる時まで「生きて」いられる。だから、優しい微かな光が…

高校生の青葉は予備校に通う、単語帳の好きな几帳面な男の子。親に期待されたごく真面目な彼。 今日も電車に揺れながら漢字の単語帳を見てた。いつも学年1位の大西明音を次の小テストで抜か…

メタリックガーディアンRPGセッション「きのこ味のスープ　カテドラル試験卓」ログを元にした二次創作小説です。

　中学校で教師をしている彼氏いない歴＝年齢である私がいきなり自分の生徒から告白された。 　当然教師と生徒の恋愛なんかが許されるはずもなく、そもそも年齢的に駄目だからと断るのだが……

日間一位達成　2022/10/6, ノベルアップ＋にて(本作のリメイク前の作品) 第23回角川ビーンズ用の紹介文は一番下にあります。一般の読者の方にはネタバレを含みます。 総…

3年前に暗殺されたノエリア王太女。後を継いで彼女の親友が次の女王となった。傭兵の青年が全ての真実を知る時、世界の命運を左右する冒険が始まる。北暦世界王国篇三部作(予定)の第一章。

魔王を倒した勇者と七英雄。 勇者は魔王と共に倒れ、七英雄は国へ帰り、国賓として生涯を謳歌することになった。 勇者は友に、国に裏切られた。 「次は…お前たちだ」

第10回空色杯応募作品です。 お題は「私はいま、事件の現場にきています」というセリフを冒頭か文末に持ってくること。 　妹の誕生を心待ちにしていた男の子がある晩、怖い話のラジオを…