「だから、狼」を含む小説

赤いずきんを被った、みんなのよく知る女の子。 ただ一つ違うのは背中に背負った大きな斧。 可愛い女の子のちょっと変わった日常と、そして愛するおばあちゃんとの絆をお楽しみ下さい。

　幼くして両親を亡くした少女ヒナは、特別な左目をしていた。その目は、只人には見えない人ならざる存在である「怪異」を見ることができた。だが不幸なことに、見えてしまったがために彼女に…

今宵も、《狩人》と呼ばれる少年は闇夜の街を疾駆する。平穏を謳い、混沌に嗤う狼少年は何時か望んだ世界の為にその凶刃を振るう。正義の味方にも、弱者の味方にもなれない。ただ彼は、己の敵…

魔法使いの暗殺を受諾した人狼の少年兵は、ナイフと銃を手にそのビルへと乗り込む。 だがそこで少年を待っていたのは運命の出会いと、より過酷な殺し合いの幕開けだった。 ※表現は抑え…

いつも笑っているけど苦しい過去を背負う、空。荒っぽいけど優しい、零。そして不良ちっくで元気っこだけど虐待を受けていた、透。 汚れ仕事を全般的に引き受ける「国家特別防衛機関」そこの…

　そこは深い、深い森の中の朽ちかけた集落で。リザティア以外はみんな老人でとうとうたった一人になってしまう。 　これからどうしよう？ここから出る？外の世界へ？ 　…いいえ。この集落…

これは電気がまだ無い程度の、ちょっとした異世界でのお話。 頭隠して尻尾隠さず、頭空っぽの猫科娘ローブは貧民街の一角でカフェを営んでいるのだが、自らの飼い主であるガリガリ不良娘アカ…

物語の世界は読み手をどこか別の世界に誘い、また読み手と書き手を繋ぐポータルでもあります。 新し項をめくる時の、あのワクワクした気持ち。 現代ではアナログな本だけでなく、こうして…

物腰丁寧吸血鬼×勝気なバイク少年。 互いの思いを隠すプラトニック。 ※BL的な表現があります 家族という概念が崩壊し、薬の投薬によって、吸血鬼や人狼になる技術が確立した未来。 …

この都市は異常だ。 人狼、吸血鬼は勿論、夜な夜な人を攫って殺す『殺人クラブ』や、首狩り魔などの殺人鬼も普通に存在する。 もう一度、言う。 ――この都市は、異常だ。

魔法使いの一族イライザが暮らすオリビア王国の側にはドラゴンが統べる魔の森フォレストが点在する。父フィリップが自由人なせいで、絶対入ってはならないとされるフォレストの面々と旧知にな…

　長らく続いた戦乱の世がようやく終わり、町には帰還兵が溢れ、そしてあぶれているアトラス大陸。 　主人公エドバーグもそんなあぶれ者のひとりだったが、運よく軍時代の上官セルヴィと再会…

自分(狼？兎？)、友達

ゼミ仲間で世界初の体感型4DゲームTuttiMaVie(TMV)をプレイしようとしたところドジな召喚神のミスで本当のTMVの世界に送り込まれてしまう。 そこでバフォメットに転生し…

桜田中学１年の春野めいはひょんなことから、アヤカシ界からやってきた十字架族の反逆児・ヨミの武器〈紅月剣〉になる。 十字架族のなれの果てと言われている琺狼鬼（ベーゼ）から人類を救う…

　時は2004年。 　現代社会の闇にひっそりと息づく悪の秘密組織「村」には、色々な怪人「村人」たちが所属していた。 　彼らは世界各地の神話や民話の末裔、神や妖怪の子孫。吸血鬼や、…

6年ぶりに泉州地域へ引っ越して来た和泉信太(ｼﾝﾀ)は引越し初日､信太(ｼﾉﾀﾞ)森葛葉稲荷神社に参拝し､これからを祈願した｡その日の深夜､洗面台の鏡を見ると見知らぬ女性が背後に…

だまされて山奥の森に捨てられてしまった王女さま。助けてくれたのは人狼の少年。でも満月になると発情するらしくて何かと大変なことに。 最初からハッピーエンド、ひたすらいちゃいちゃ、時…

中央アジア風異世界ファンタジー、『飛鳥』シリーズより。 〈草原の民〉の物語です。 本編開始より約10年前、トゥグスの一人称、中編です。 本編に繋がる設定を含みます（ネタバレはあ…