「箱もの」を含む小説

見習い魔法使いの千代子はある日、退屈に耐えかねて開けることを禁じられた箱に手を伸ばす。 そこから出てきたのは、世界を壊せる力を持った恐ろしい魔王だった。

妖精の気持ちを、プレゼントに詰め込むおはなし。

シュレディンガーの猫という有名な思考実験に登場する箱に焦点を当ててみました。 今まで読み専だった人間の書いた、エッセイとしては処女作な駄文です。 きっと後から読み返して恥ずか…

題名の【】で記した日に関係するワードから掌編小説を不定期で仕上げております。 是非、読み終わりましたら【日付　記念日】で検索していただければ幸いです。 何気ない日に。ひとつでも…

おっぱい。 それは夢と希望の詰まった、永遠のパイナップル。 お尻。 それは喜びと欲望の詰まった、永遠のピーチ。 しかし、それは時として、男たちを苦しめるパンドラの箱とも、なり…

入学式の日。僕は校庭の隅にある桜の木の下で一人の少女と出会った。 彼女はその桜の木の根本に、なにやら小さな箱を一つ埋めている様子で。 その不可思議な行動に興味を持った僕がそんな彼…

とにかく俺は人生に疲れ果て死んだように生きていた。そんな俺が終電だと思って乗り込んだのは「あの世行きの最終列車」だった。 最終列車で黄泉の神イザナミに助けられた俺は、異能力を与…

幼い頃、私はサンタがいると信じていた。けれど現実は違って…… 私の夢は壊れ、ひび割れた。

普段こころに感じたことや、頭の中の風呂敷に入りきらなくなったものを小説にしてみたら… 各小説とも、一話読み切りです。

　 　苦難の末、異世界に渡った彼は魔王を仲間達と討伐した。 　神との契約を満了させ、漸く日本に帰る事ができた彼は剣と盾を置き鎧を脱ぐと、魔王を倒す程育った異能で人生を謳歌してい…

罠使いのミストは冒険者ギルドのAランクパーティーの一員だった。 しかし、「後ろをついてくるだけのサボり魔は我がギルドにはいらん！」と言われギルドを追放されてしまう。 ミストの…

疲れた体にやさしい食べ方

バイト先でリストラに合い、その上銭湯で靴まで盗まれたついていない私に、オバさんがくれた忘れ物の靴の箱にはLucky Shoesと書かれていた。以来、次々とラッキーが私に訪れてー

　とあるところに歌が大好きな少女がいました。ある事件が起こり村で生き残ったのはおみっちゃん一人だけ。たまたま茶店をやっている女将さんに拾って育ててもらい彼女は成長していきます。渋…

お題箱で人魚と人間の百合を求められたので。 ざくざく書いたので多少のアラはご愛嬌。

異世界転生者が語る、アイテム収納箱についての話です。 ファンタジーではなく、ホラーをメインとした作品です。

お題箱でいただいたお題や、Twitterのタグなどのお題で、2021年中に書いた掌編小説集です。全て一話で完結するものであり、どこからでも好きなお話から読んでいただけると嬉しいで…

ウィリアム・ベン。通称ウィルはどんな宝箱でもどんな扉でも開けることが出来るスキル【最後の鍵】でアイテム回収役としてパーティにいたが、足手まといだと侮辱され追放されてしまう。 「…

南の王国の商人であるジュエルイアンは、帝国のカインクムを訪れた。 その手には、段ボール箱が抱えられており、中には“赤いきつね”と“緑のたぬき”が入っていた。 初めて見る異世界の食…

類い稀な奇跡の力で国中にその名を知られる聖女・ミレーナ。しかしてその正体は聖騎士トップに君臨する３名を『箱推し』――祈れば祈るほど(推せば推すほど)レベルアップするチート持ち転生…