「僕ら」を含む小説

高校３年の夏、浅月真、梶本一、高司響、夜蔵学は高校最後の夏をどう過ごすか悩んでた。 受験生だけど、高校最後の夏だから遊びたいという思いもあった。そんな帰り道、なにげなく寄った古本…

　僕らの世界は、近い内に滅亡します。 　それでも僕らは、滅亡に向かって生き延びなければいけません。 　産まれてから今まで生きてる（生かされてる） 　それが理由です。 　僕らは、こ…

家の物置でギターとバンド「ＭＥＳ　ＣＨＥＲＩＳ」のＣＤを見つけたときから、僕は音楽に魅了された。音楽が禁止された世界、今や誰も使わない音楽室の片隅で、僕はひとりギターを弾く。 …

ファンタジー短編。 「魔石」が枯渇し、魔法が衰退しつつある世界。魔石鉱山だったさびれた砂漠の街で、舌先三寸で他愛ない嘘を並べ立てる若者レジェンが、口にした言葉すべてを真実に変え…

窓から見える街の喧騒の中に運命のヨメがいる⁉︎ 僕らみたいな落ちこぼれには見向きもしないよ… 今に見ていろ‼︎ そのうちにヨメの方から僕にやってくるはず‼︎

異能力者を『護る』組織のお話。

昔々住んでいた、男の子と女の子のお話

　未来。最終戦争を勃発させた人類はすべての「敵」と戦いはじめ、一つの勢力を残して全滅した。 　残された人類は生き残る手段として、人よりも上位に位置する管理者と存在しない敵を作り上…

　少年と少女は二人っきりのバレンタインデーを過ごす、そんな掌編です。 　『見たいのは夢じゃない・桜色に染まる・僕らはそれでも夢を見る』というお題に沿って書いています。

「あいつは本当に人間か？」 実はそうじゃなかった。 ちょっと世界の事情が変わってみれば彼らは人よりも圧倒的に存在感を放ち夥しく跋扈する。神話、寓話、妖怪、ＳＦ、あらゆるものの…

幼稚園年長の時に言葉がうまくしゃべれない僕を不安に感じた両親が色々な病院、検査機関に連れて行き言語の発達障害であることを突き止めた。その後の僕ら家族の波乱万丈な人生、特に父との関…

腐敗した海の傍の町で、僕らは謎を追い求めていた。 古代の文献に現れた「ニホン」、そして「スシ」の正体とは、一体――

声劇用シナリオ 使用する場合は一言声をかけてください 商業等には使用しないでください。 著作権放棄していません。

サスペンス小説ばかり集めた短編集です。 4,000～8,000文字くらいの読み切りミステリー小説、自選アンソロジー。 　第一話　スのつく危険なお仕事でーす！ ニートの俺がハロー…

　これは、お化けが好きな変わり者の先輩と、お化けが苦手なごく普通の一般人である僕が体験した話。 　目まぐるしい日々を生きる現代の僕らと同じように、いわゆるお化けとよばれる存在の…

告白とは何だろうか。 その問いに僕は「相手に何かを伝える手段のひとつ」と答える。 その何かとは愛あったり、懺悔であったりと形は様々だ。 秘密を話す手段としてもよく使われるだろう。…

眠れぬ夜を歩くとき、僕らは違うドコカに迷い込む。

＊現在無期限更新停止中 2100年の初頭。遂に人類は火星への本格的な入植を開始した。各国企業主導での都市計画は順調そのもので、じきに国連政府機関も支部としての移設を行い、その…

「次の標的は『ここ』にしようか」 あなたは、殺してしまいたいほどに人を恨んだことはあるか？ この作品は人を恨むことの是非を問うものである。 人を殺すことは本当に悪なのか。 もし…

亡き友人に捧げる杯はしんみりと、けれども楽しく。 それが僕らの飲み方だから。