「夫として」を含む小説

猪突猛進で一本気な旦那さんのやらかしを強制的に受け止めさせられた奥様の独白のようなもの。

失敗を認めない夫。幸せな私。 夕と夜の間、夜と朝の間、薄明を頼りに透明な妻を演じる。 ２０２１年末にTwitterで公開したショートです。 無料で読める女性主人公・男女恋愛短…

【KAC2022参加作品】お題「88歳」 夫に向けて老婦人が語りかけています。

子供たちが巣立って、二人っきりになった60代の夫婦。美味しいものに美味しいと言えない夫に迫る魔の手？

夫も死に、孫は独立してしまい、さみしくなった私。新しい生きがいを求めてシルバー体操教室のボランティア活動を始めようとするけど、ひょっとして私も老人？

ある日突然、夫と離婚してでもおにぎりやを開業すると言い出した朋子。娘の由加も付き合わされて、しぶしぶオープンすることに。思いのほか繁盛したおにぎり屋さんには、ワケありのお客さんが…

3月15日、その日88歳の誕生日を迎えた、久木田都代子は、少し認知症が進みつつある夫の清二と2人暮らし。朝から、夫に誕生日を祝ってもらおうと、必死にアピールするが......

義母が亡くなったと夫から連絡があった。 私は彼女が嫌いだった。 ※KAC2022参加作品です。 お題：88歳 続編的なモノ→『数えて舞って日は暮れて』https://kak…

　かつて妻が愛した海との日々を、頑なに大切にする男の物語。 　彼の目に映る「海」は、一体どのような色をしているのだろうか？ 　KAC2022の5回目のテーマ「88歳」にまつわる…

八十坂八重子、88歳。 一番目の夫は病死し、二番目の夫とはあまり楽しい夫婦生活ではなかった。 子供は終ぞ授からなかった。 親から受け継いだ小さな町工場の印刷所を畳んで、港町でちっ…

長崎帰りの町医 ”珠眼” のところへ、かつての幼なじみが駆け込んできた。 聞けば夫が江戸患いにかかったという。 吐き気、食欲不振、手足の痺れ、動悸、歩行困難、脱力、そして死。 そ…

夫の有馬を早くに亡くした静江は今日で八十八歳の誕生日を迎える。 写真の有馬と共にこれまでを振り返り、想いを呟く。

多鶴子は婚活サイトで知り合った男性と何となく結婚してしまう。最初はスペック的に十分だと思って結婚したものの、やっぱり男性的な魅力を感じられず、退屈な結婚生活を送ってしまう。 そん…

人生を一所懸命走りすぎて、ほんの少し疲れてしまった人の前に「想い出食堂」は現れる。 　「誰かに作ってもらったご飯」「誰かのために作ったご飯」 　「誰かと一緒に食べたあの味」「あの…

◆秋に婚姻届を無事受理され、春になってからアパートを借り、夫婦の本当の生活が始まった。 所が、妻が具合が悪い。一時は三か月の任意入院もした。 でも、秋に記念日だからと、小岩井のペ…

純粋に上司と部下という関係だった。上司の祐也は、ずっと大切に想っていた人と結婚し、部下の彩乃も不本意ながらも優しい人を夫に選んだ。それぞれに幸せなはずだった。でも彩乃は本当は…。…

朝から大喧嘩になった一組の夫婦。 その原因となったのは、YouTubeで話題になっている「イケメン料理研究家」だった。 難癖をつけてやろうと動画を見始めた夫。だが、そこに映ってい…

料理好きな美玲と甘い言動をする拓実は新婚カップル。 ある日、美玲の仕事が遅くなり料理当番ができなかったのですが、帰ると……⁈ 「料理研究家リュウジ×角川食堂×カクヨム グルメ小説…

街の衛兵であるマルクが引っ越した集合住宅にはとある理由から住人が二人しか居なかった。一人は自分自身、もう一人はその集合住宅の管理人かつ人間の身体に獣の特徴を持つ獣人であり、数年前…

徳島出身で東京に住んでいる主婦の美瑠は、給食でよく出た「そば米汁」が食べたくなり、料理するが、東京育ちの夫も大しておいしいともいわず、子供に至っては見た目が気持ち悪いと言い、手を…