「2020」を含む小説

領地で父の執務室に呼ばれたリディアを父親である伯爵はとんでもない言葉でもって彼女の将来を決めた。 「ジョエル君の婚約者になるんだ」 どうしてただの幼馴染であるジョエルと婚約、果て…

僕にはひとつだけ忘れられない約束がある。でも彼女にとって、それはどうでもいい約束だったかもしれない。まったく覚えてもいないかもしれない。だとしたら今さら考えても、後悔しても遅いの…

山咲球悟の速球がミットを鳴らす音は常に味方を鼓舞し、安心させた。端的に言って彼は天才だった。 4/23 コンテストのためまったくもって不本意ながら、意志に…

高校三年生の夏休み天文部は引率の先生付き添われて夜の学校での天体観測を許される。 ”僕”は先生が出した課題「夏の大三角」を他の生徒よりも早く見つけると、夜空へ手の平を広げた。 …

2020年7月22日に東京を起点として、日本中にゾンビパンデミックが起きた。国連はゾンビが増殖しないよう、日本の本州を封鎖した。それ以来、日本の大部分はゾンビによって荒廃していっ…

芋（一点から動かない）砂（スナイパー）。 ＦＰＳゲーム内の俗語でそう揶揄される拗らせ主人公がちょっぴり青春する物語。

※この作品はフィクションです。実在する個人、団体などとの関係は全くありません。 激動の2020年。果たしてこれは偶然なのか、それとも陰謀なのか。未来はブラックボックス。

　日本の高校に通っていた天川賢斗（あまかわけんと）は、突如振り出した豪雨にさらされると落雷を浴びてしまい即死してしまう。 　意識だけの存在になった賢斗に女神と名乗るアステアから異…

2020年春。東京オリンピック開催延期が決定した。 俺にとって、どうでもいいことだった。 でも、このニュースを皮切りに懐かしい人の名を聞くことになる。 その名は「棒アイスおじさん…

４年に一度の祭典オリンピック。 お祭り気分に浸る平和な街東京。準備が進む裏で、この街を標的を殺るための恰好の舞台としかとらえていない男が居た。 大事なものを失った２人の男の捨て身…

なんでもかんでも未然に防ぐ「未然ちゃん」。 事件事故天災、あらゆる事象の裏側に未然ちゃんの活躍あり!? しかしその強気な断言口調は、なぜか某有名予備校講師みたいで……。 ※この…

受験を舞台にした、人間の存在に大事なもの 葉太のクラスの桜子は、成績優秀、友人関係良好、なんの欠点も無い絵に描いたような優等生。 成績上位の彼女は、校内に数少ない受験生だった。…

2020年の夏、『水野遠江』とその彼女の『山縣柳』はデート中に柳が倒れてしまい、病院に運ばれると、医者は柳には何も言わず、母親に話すようになった。つまりはそういうことなのだろう。…

　eスポーツ文化が広く認知された、2020年の日本。プロゲーマーでもある主人公の男は格ゲーのオンライン対戦でとあるユーザーを待っていた。 　そのユーザーの名は“Nephila C…

いわゆるファーストコンタクトモノです(;・∀・)

僕の三年間の結晶になるはずだった2020年の夏。でもそれは始まることすら出来なかった。半ばやけに成りかけている僕はとあるものが手に触れて、今まで見てこなかった世界に興味を持つ

　コロナで外出自粛の2020年春。マスクは外に出る際の必須アイテムとなっている。 　部屋に居た私に友人から連絡が入った。 「お勧めの動画だよ、短いし是非見てね」 　見れば「マスク…

2020/2/8～4/10まで、約2か月間にわたり、自主企画　【上限3作まで！】作品の校正をします。　の主催をしていました。 アドレスはここhttps://kakuyomu.j…

カクヨム2020夏物語コンテストのSF・ミステリー小説部門で特別賞をいただきました。ありがとうございました。 クローンとAI技術を迎えた2020年。 大昔に逝去した文化人の遺伝…

引きこもり生活を続ける秀一郎には、ゲーム対戦が唯一の生きがいになっていた。家庭内暴力のあと夜中に表に出た秀一郎は車に跳ねられ気を失った。 　翌日開催された2020eスポーツの予選…