「短編 夢」を含む小説

　知ってる？　“異世界”の噂。 　羽塚子規は忽然と姿を消した。 　残されたのは、“異世界”の噂だった。 　親友である杜飛鳥は懸命に彼女を探すも、その結末は——。 　異世界アン…

ある感染症の世界的な流行の後、感染防止とプライバシー保護のため、人々は顔全体を「面」で覆って生活するようになった。そんな世界に暮らすある家族のお話。

トリニティ ブラッドフォードは今日も仕事帰りにスーパーマーッケットに寄る 晩冬の家路はまだまだ寒い 心まで冷えてきそうだ 誰もいないアパートの部屋 2年前まではそこには最…

作者が見た夢を題材に書いた短編小説です。 人外×少女未満の何か。

【ミステリー週間：8位(2022/2/5)】 ここは一体どこだ？ 俺はどうしてこんなところにいる？ 図書館の中を歩き回りながら、俺は自分に問い続ける。 そしてその全貌を知っ…

水族館に辿り着くまでの、その道中のお話。 魚たちの不思議な世界や取り巻く生活を、テンポの良い文体で書いてみました。 ノベルアッププラスにも同時掲載しています。

時間が経つのは必然 タイムマシンなんてあれば良いのに きっと誰もがそう思うはず この物語の二人も例外ではない 時間が戻って、関係をやり直せたら…… そんな想いを馳せる現実と夢に揺…

　顔も覚えていない父の残した遺産は、過疎の村にある農地とアパート。始末に困った主人公に、管財人の女性弁護士が提案したのは、ＤＶ被害を受けた外国出身者用としてアパートを活用する事だ…

何の変哲もない朝、灰色の気分を抱えたままの出勤時。瀬尾みなみは不思議なものを見つける。それは『あなたのユメ　買います』という看板。ふらりと惹かれたその先で、彼女は不思議な店主と出…

本作の主人公、渋谷歩夢は予知夢と呼ばれる特殊能力を持っている。その的中率は100%。 そんなある日、自身の大切な恋人、佐藤栞の死を見てしまい、動揺を隠せない。 大切な人を守ため、…

妖夢。 人が昼に見た夢を媒体とし人が生きるために必要な霊気を吸っていくもの。 それを消滅させるために派遣されるのは神とそれをサポートする人。 二人は本来お互いに協力し合い戦うはず…

夢へ逃避する少女と真面目な少女の日常です。 最後は綺麗に締まるように意識しました。よろしくお願いします。

峠の語源は「手向け」が転じたものである。 急坂の頂上にある草ぼうぼうの領域へと目が向く。 　子どもは急坂を登りはじめる。足は自然と廃屋へと向かった。 「手向け」の場所は、ひと…

「生きることは、食べることだから」 　と言えば、 「俺はそうは思わない」 　と返され、 「じゃあ、あなたはどんな生き方をするの？」 　と問われたりする。 「ああ、うん……、…

　私はかつてセプテントリオの妖精姫（ようせいひめ）、とあだ名されていたらしい。 　未来の王太子妃として厳しい教育と公務に耐えながら、貼り付けた笑顔で愛想を振りまいていた、遠い時代…

雪が降ったことにより、いつもより早めに退社できた。 思い切って外出し、喫茶店に入った。 夢月七海様の同題異話・一月号　年明けこそ鬼笑うに参加させていただきました。 企画URL…

自主企画参加作品です。挑戦してみました。 (万が一、企画の趣旨とズレていたら、すみません……)

俺は幼馴染の雨崎　蒼町と付き合っていた。 だが、彼女は別の男と浮気していた。 俺はそれを問い詰めると彼女は開き直り… …そして、俺は目を覚ました。

あれは中学一年の秋だった。明日は遠足の日だ。隣県の名勝地をバスでめぐるという日帰り旅行である。その明日をひかえ、私は早めに寝床に就いた。しかし、その夜、死んだ祖母の声が枕元で聞こ…