「駅 短編」を含む小説

大学生の頃の私が、間違えて、ふと降り立った、山の中の見知らぬ駅。 気付いてしまった「知らない方が良かった真実」とは……？ 　実話ベースの短編です。　※「小説家になろう」でも掲載し…

駅には色んな列車が来る、その中でも人気なのは、やはり「流行りの列車」だ

ある駅で起きた人身事故ーーその場に居合わせた会社員は、自分の下した判断に苦しむことになる。

　どこにでもいる中年サラリーマンの『私』は、目が覚めると古びた駅のホームにあるベンチに座っていた。 　自分がどうしてこんな駅にいるのか記憶がない『私』だったが、そんな彼の前に駅員…

約１年かけて病気を克服したウサギのポーくんを連れて月に一回の定期健診に行くために、今日も駅で電車を待っていた。

青井万理望は、ある出来事がきっかけで高校を辞めてしまった17歳。今はいろはおばあちゃんが経営する笹塚駅の商店街にある青葉書店にて看板娘として働いている。ある出会いをきっかけに青葉…

24才、会社員・谷村勇太。残業続きで終電に飛び乗ったものの、うとうとしているうちに見知らぬ駅へと着いていた。 「ほう、人間の来客とは随分と久しいな」 深緑色の駅員服を着こなし不思…

――これは突拍子もない言葉から始まった物語。 いつもならどんなメッセージも既読無視する少女がスタンプを返してきた。 そんな事実が『会いたい気持ち』を増幅させる。 少女と知り合…

帰りが遅くなった奏は駅で高校時代の先輩の柳奈緒と再会する。 久しぶりの再会で二人は居酒屋で食事をとることにした。 尊敬する先輩の吐露、先輩の生き方、それを見て改めて奏は自身が先輩…

　十七歳の少女・空吹音羽は、住み慣れた地元が異世界になっていることを知る。 　大吹雪という視界不良の中、歩き慣れた地元の土地勘を頼りに、最寄りの駅を目指す。 　駅へ辿り着けば、…

前田進(48)は、几帳面で真面目で平凡なサラリーマン。 自分の決めたルーティンで一日を過ごすのが何よりも至福。 その日も決まった生活を過ごしていたが、道行く小学生や乗り慣れた電…

　年明け、曇り空の夜。 　天狗たちは星に似た明かりの見物に、人間の街を見下ろしていた。 　流れ星、流星群、銀河鉄道……。 　街の明かりを星空に見立てて遊ぶ。 　大天狗の御小言は…

【カクヨムコン8最終選考対象作品】 Q.もしも目の前で無機物が人間に変化する瞬間を見たら、どんなリアクションをしますか？ A.びっくりして何もできないと思います！ 草薙郁…

「駅」と「幽霊」を主題に短編小説を書きました。展開の面白さを感じてもらえたら嬉しいです。

日本のとある都市、雨ノ森市に現れた、世界的な大怪盗　ソルシエ。 盗みの前には予告状。煌びやかな演出とともに登場して、確実に獲物をものにし派手に去る。 そして彼を捕まえようとする若…

クリスマスの日。ある駅のホームにて。 誤って線路に転落し、電車に轢かれたシングルマザー。 事故で両足を失い、絶賛反抗期中の娘に介護を頼むことになるのだが——。

お姉さんが家出した女子高生を拾って泊めてあげる話です。終始暗いです。 自殺など繊細な話題を匂わせる描写がありますので苦手な方はご注意ください。 この物語は、法律・法令に反する行為…

ボクは明日旅行に行く。一人旅は久しぶりだ。

地下鉄の終点で寝過ごした俺は、真っ暗な回送電車の中で目を覚ました。 乗っているのは俺だけではなく、車両の中は気配のない乗客たちでひしめき合っている。 回送電車に人が乗っているはず…