「木でした」を含む小説

江戸時代前期に生きた僧・円空。 彼の残した木像は、仏像、神像、人物像など多岐にわたり、「円空仏」「円空像」と称されて、 観た人々に感動を与える。 そんな彼の残した「円空像」の記録…

真向真（まむかいまこと）は清廉女子高等学校の二年で稀代まれにみる正真正銘の絶世の美少女だが内気で人見知りで恥ずかしがりやのバージン。しかし、あるときから真が淫乱で人気デリヘル嬢に…

　平穏を好む主人公、吉田障子は「王子」という自分のあだ名を嫌っていた。旧校舎のヤナギの木の側で一人佇む毎日。好きな人を想う日々。 　だが、平穏は長続きしなかった。吉田障子を「王子…

「お山さま」に毎日お礼を言うごんべえは、ある日雨をたっぷり抱えた虹色の雲の声を聞きます。なぜ自分の親たちが山を「お山さま」と呼ぶのか、なぜ木を切ってはいけないのかを伝わりやすく書…

ぼくはある時、通学路を歩いていたら、聞きなれない音を聞いた。その音の主は、木だった！その木は日陰を届ける仕事をしていて、とっても忙しそう。ぼくはそんな木との出会いをきっかけに、眠…

転校先で聞いたｳﾜｻ ｢風紀委員長は髪が赤く 不良とｹﾝｶしたことがある｣。桜の木の枝に座る謎の赤い髪の男。もしかして、同一人物…？｢もう、お前しか見えねぇ…｣

木漏日 愛菜は優等生である。クラスからも人気者で、彼女自身もこんな学校生活に心底満足していた。 あの時までは… 　愛菜はある事を境に、体の中にもう一つの人格を宿すこととなる。二…

「織金さんを返せこの寄生虫野郎！」 流浪の女旅芸人・織金一琴（おりがねひこと）の弟子、木弟葉斗（きのとはと）は、織金に恋をしていた。 木弟が20歳になる前夜。織金に謎の光が降…

楠本ナオは、アナログな女の子。ある日、命を助けた少女から、インターネットで流行っているという、願いの種を押し付けられる。 彼女が去った後、木の精霊が現れる。少女の願いの種は、偽物…

魔法学園で行われる創立記念パーティーの日。 男爵令嬢ユミナ・フランメルは王太子の頭にキノコを生やした罪で獣害の刑に処された。 追放先の森は瘴気漂う魔物の住処。 木の幹に括りつけら…

人物 木乃若葉（きのわかば） クイ研一年、語り手 工藤圭人（くどうけいと） クイ研二年の先輩

登場人物 第1章 天瀬輝斗(あませてると) 金竜光(かねたつひかる) うんこ ︎︎『ミハイル』 『らいめい』 リリス 第2章 天瀬輝斗(あませてると) 間邪瑞雲(まじゃみずも)…

　私――こと、木竹志織(きたけしおり)。どこにでもいる、おとなしめの高校2年生。図書委員会所属。 　父が仕事の関係で半年間、遠方に行くことなったのだが、なんと母も行くと言い出し…

数週間前、ペットのポチ太郎が死んだ。 私の両親と姉は、彼の死を惜しんで泣いていた。 しかし、私は泣かなかった。 彼が本当に幸せだったのかわからなかったから。

木の枝のように分かれている世界線。終極の調律神ギルファルガはすべての終わりを司る神だった。主神にして最高神アラム＝ファルネスの命令にてその星を終わらせる存在であった。あるとき、邪…

異世界に転生したのは良いが、全く動くことも出来ない木だった！ そんな俺はある国お姫様に恋をした。 お姫様の国でクーデターが起きた。 俺はお姫様を守る(木の)盾になり、お姫様の為の…

中学卒業の頃に異世界「オクネア」に召喚された少年、葛城結人は過酷な戦いの末に、５年の月日を経て地球に帰還することが出来た。しかし結人が地球に帰還した時には自分は死んだことになって…

奈蔵（なくら）高等学校、二年一組の大浦翔（おおうら・しょう）は恋愛反対運動に所属する少年。 恋愛反対運動の同級生メンバー、代表の灰原徹（はいばら・とおる）、小弓川環奈（こゆみかわ…

異星生物から二度目の侵略をうけて、神々は前回の防衛戦で活躍した「涙の魔術師」を地上に転生させた。神々は善悪定かではない涙の魔術師を信用していなかったので、監視役として二人の高位の…

恋愛・ファンタジー短編: 祖父は赤い帽子をかぶって旅立った。彼の遺言で、ぼくはある国に行って、ブロッコリーのような木を探すことになる。