うんこと僕

あヤッピ——

第1章

プロローグ

そいつは突然現れた。僕が目を覚ますとそいつはいた。金色に輝く長髪、無駄に長いまつ毛。それから


漆黒の角と翼


一瞬にしてわかった。これは、ここにいていいものではない。もっと別の世界に住む何か。例えるなら『悪魔』だ。

そこで僕の目が覚めた。なんて展開があればよかった。こんなのは全て夢であって欲しかった。全部、全部全部全部―

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