「ミリタリー 軍事」を含む小説

■あらすじ 　反政府組織ナンバー２の僕は、仲間たちと独裁政権の大統領を暗殺すべく、演説会が開かれる広場へとやってきていた。仲間が拳銃を抜き、大統領の命を狙おうとしたとき、大統領の…

大戦が終結して、既に四十年が経つ。 僕にも子が生まれ、今年は孫が生まれた。 四十年間いつも心の奥底で、幸せを享受することへの罪悪感を抱えて来た。 だからこの節目に、僕はあのとき経…

　アガスティア皇国は危機に直面していた。 　隣国であるクラレント魔法国の急速な魔法技術の成長により軍事力のバランスが崩れたからだ。 　だがアガスティア皇国に魔法が使える者…

　西暦二〇四三年、安価かつ高性能な無人機とそれを運用する民間軍事企業とが戦場の主役となりつつあった。シリア留学中の学生で宗教学を専攻する学生である林辰はその種の企業の筆頭であるＳ…

アメリカが日本に対し安保条約の破棄を通達した。アメリカの「核の傘」から外れた日本に対し、領土問題で揉めていた某国が宣戦を布告し、東京に対し核攻撃を行うと通告してきた……

世界大戦は、もう終わりに近づいてきた。 情勢を知りながら、二人の智将が相対する。 新型バトルアーマーに乗り込みパイロットとして参戦する青年。 彼の運命は。 二人の知将の行き着く先…

地表面の9割以上を海が占める海洋型惑星オケアノス。千年前の災厄により陸を失った人類は、巨大な海洋金属生命体の亡骸を利用して建造された方舟に国家を築き、辛うじて文明の火を守り…

軍事独裁政権の国「ボルビア」。 そこでは、隣国である「カムデン王国」との国境紛争に端を発し、争いは激化の一途を辿っていた。 しかしその中で、ボルビアは異能力者を集めた女性が主体の…

タイトル通りよく勘違い･間違えられがちな兵器、軍事用語その他もろもろを解説していきます。 小説の息抜きで書くので更新不定期。リクエストがもし来たら速攻で書くよ ※注意　解説には…

　この戦いは無意味そのものだった。ただ、彼に会ったことを除いては。 　ヴィスペルド帝国。貧富の差が激しく、異人種の奴隷制度も公に認められていたそこは、軍事国家であるバイロ連邦と戦…

第三次世界大戦が一応の終りとなった時代。 世界中で国家は滅亡し、経済は破綻し、多くの民は明日を知れぬ生活を送っていた。 大戦で残った僅かな国家は世界の富を集約し、そして、乱れた秩…

2020年、ロシアを中心にユーラシア大陸の大半の国家を併合し設立された国家ユーラシア赤色統一連邦（通称URF）は政権交代により独裁国家と化した日本国と同盟を組み全体主義社会実現の…

　三年前、フランスで起きたとある事故で大切な人を失った。 　とても大切な人だったが、幼いあの頃の俺にはそれが友情だったのか愛情のかは分からなかった。いや、今思えば分かっていたのに…

国家軍事局のスパイとしてマフィアの本部に潜り込んだ主人公、植野智（うえのさとる）は目を覚ますと、マフィアの拷問を受ける間際だった。 だが、そこに山川紀伊（やまかわきい）をはじめ…

平凡な日常を過ごしていた高校生、伊吹直哉は謎の少女と出会ったことで世界を巻き込む陰謀に巻き込まれる。魔術、科学技術、謎の秘密結社、古代文明、世界各国の軍事組織などのキーワードと共…

西暦2098年4月20日 宇宙デブリの掃除屋として働き、平凡に暮らしていた今年30歳の男、ラビ・デルタ。 新人たちへロボットの操縦方法を教えつつ、今日の作業も半分が終わろうとして…

第一章 　ジゼルは十七歳の少女でありながら、フェルネラント帝国陸軍の新型兵器実験部隊に所属していた。 　魂の循環を技術転用した人型機動兵器試作１番機リベルギント、その開発技術者ユ…

人類最悪の誘惑に負けた私は……ショートショート・ホラーです。 次の作品を見て想像が広がり、書きました。 イラスト：https://www.pixiv.net/artworks/…

西暦2500年、かつて存在していた文明が崩壊した世界。中・大規模なコミュニティの形成によって何とか人類はその歴史を繋ぎとめ、脅威に怯えながらも民間軍事会社によって統治されていた。…

東京オリンピックを控えた2020年の春、突如地球上のすべての国家が位置関係を変え異世界の巨大な惑星に転移してしまう。 その惑星には様々な文化文明種族、果てには魔術なるものまで存在…